好きなように生きようよ。ここは旅先なんだから
真っ暗な宇宙から青い地球を見ている。
「明日から100年あそこで暮らすんだ。絶対にやりたいこともあるけど、他にもいろいろなことやってみるんだ。。。」
人生が100年の地球旅行なら
もし、僕たちの魂というものが存在したとして、生まれる前に、この地球にやってくることに何か「目的」を持っているとしたら。。。。
いったいどんな目的をもって、僕たちは生まれてきたのだろう。。。。
例えば海外旅行ならね。。。
行き先を決めて、期間を決めて、やりたいことを決めて。。。。楽しみにしながら飛行機に乗る。。。。。そして空港到着。。。。楽しみにしていた休暇のスタートだ
そんな感じでいうと、お母さんのお腹の中から地球にlandingして「着いたぜ!」とばかりに「オギャー」と声をあげる。とりあえずお腹が空いたので空港でご飯でも食べるみたいに、おっぱいを飲んで、近くのホテルで仮眠を取ろう。
こんな風に始まった旅だけど、僕たちは、この地球上での目的を忘れずに日々を過ごしているんだろうか。
今回の地球旅行に関しては、滞在先で稼がないと旅行が維持できないプランで来ているから、旅先での時間をある程度は仕事に費やすのはわかる。
とはいえ、それにしても、きづけば仕事自体が目的になったり、仕事にありつくための準備に過剰に時間をかけたりしてはいないだろうか。。。これは旅行なんですけど!
もしくは、旅先の世界にも、ルールやらしきたりがあるから、それを尊重する必要はあるかもしれないけど、あまりにも過剰に現地で出会った人たちに気を使い、そのことで疲れ果てたりしてはいないだろうか。。。
一体僕たちは何を目的にして、この地球という場所にやってきたんだろう。
不思議なことに、多くの人は最初に到着した空港の近くで100年間の旅を終わらせることになる。。。そんなこと言っている僕も、人生の中で40年以上は東京をベースに暮らしている
そこに住みたくて地球に来たなら、それでいい。もしくは目的を遥かに超える心地よい場所だったから、今回の旅では、空港を出ないことに決めたというならそれでもいい。
けれど、もっと周辺地域にも出かけてみてもいいんじゃないかな。そうすると
「いやでも。。。。お金がないから」とか「時間が。。。。」とか言うけどもさ。。。
ここは旅先なんだよ。。。お金がないから最初の街から出ない、って勿体無くない?
なんか現地通貨稼ぐのに忙しいから、どこにも行かないって、それでいいの?
仮に貧乏旅でもいいじゃん?知恵と工夫、あとはガッツでいろんな場所にでかけて、いろんな人と話をして、いろんなこと体験しようよ。
お腹壊すの心配だから、とかいって、絶対に安全なものしか食べないのは、勿体無くない?ちょっとは下痢したり寝込んだりするかもしれないけど、逆に美味しいものにも出会える可能性もあるし。。。。第一、多少寝込んでもいいじゃない。旅行期間は100年もあるんだよ
あなたはこの地球上に何しに来たんだろう。それがわからない状態で生きている人も多い。もし旅の目的を見失っているなら、あなたへのおすすめは
いろんな体験をしてみること。
なんで、ここに旅行に来たか分かんなくなったなら、とにかく時間を作っていろんな場所にでかけて、たくさんの人とあって、したことないことをしてみないと。
そうするなかで、
「今回はコレのために、地球に来たのかもしれない」
っていうものに出会えるわけです。
到着した空港の近くで出会った人たちの言うことだけを信じて、それで世界をわかった気になるのも変だよね。この世界にはいろんな考え方の人がいる。別に共通のルールなんかは存在していない。行ってみたい場所で、関わりたい人と楽しく暮らすんでいいんじゃないかな
何がこの旅行の目的なのか
同じ目的地に向かう飛行機の乗客が、それぞれ別の目的を持っているように、僕たちの人生の目的が同じである必要はまったくない。
だから、それぞれの人生の目的を生きたらいいよね。そしてその目的を忘れてしまったんだったら、後付けでいいから
「これをすることが目的だったんだと思う」とか
「当初の目的はわからないが、これがやれたんだから良し」とか
そんな風に思える人生を生きたらいい。
今回の人生は一回しかないから。だから考えすぎたり、決めあぐねる気持ちもわかるけど、そんなこと言っている間に、旅行期間が終了して、地球から立ち去ることになる人たちもたくさんいる
いまはもう、旅先にいるんだから。悩むことより、全力でここを体験したほうがいいんじゃないかな。
僕は、多くの人に共通する、この旅の目的は以下の2つじゃないかなと思っている
どうだろう。そもそも旅行なんだから、もっと旅先を楽しんだらいいんじゃないかな?
予定外にちょっと足を伸ばして、ホテルの隣の部屋の人からきいた「すごい滝」とかを見に行こうよ。水飛沫いっぱい浴びて、みんなで記念写真を取ろう。そこらのレストランに入って、隣のテーブルの人が食べてるのと同じものをオーダーしよう。街の人にこちらから声をかけて、カタコトの現地語で話をしてみよう。
身体があるからこそできる体験をしよう。五感で世界を体験しよう。いっぱい見て、きいて、触れて、味わって、匂いを嗅ごう。
旅先なんだから、楽しむことに罪悪感を持つ必要はないと思う。100年間、めいいっぱい楽しもう。僕らは現地で稼ぎながら旅するプランで来てはいるけど、仕事はそれなりにやって、楽しもう!仕事が楽しくなりすぎちゃった人は、それもいいけど、休みの日には、遺跡を巡ったり、ビーチでぼーっ過ごしたりしよう。一日ぼーっとしてるからこそ、できる体験があるってことを思い出して欲しい。
この世界でたくさんの人に触れ合うと、感謝が溢れてきたりする。そして「なんかこの人たちのことも喜ばせたいな」とか思うわけです。
もしくは、あまりにも美しい景色やすばらしい遺産に出会ったりして、「あー。なんかこの感動のお返ししたい」とか思うわけ。
その感覚も大切にしたいよね。僕はそれだって、そもそも今回の旅の目的だったんじゃないかと思う。出会った人に喜んでもらう。旅先に何か自分が訪れた証を残す。
楽しませてもらったから、ちょっとでも綺麗にして帰る。みたいな感じで、何か貢献して帰る。もしそれができるんなら、すごく嬉しいんじゃないかな。
地球上にある素晴らしいものが維持されるように。。。。これからこの地球上で暮らす人々が少しでも幸せに楽しく暮らせるように。。。
なにかできることをしよう。この地上をすばらしい場所にするために、自分も生きている時間をつかって貢献しよう。
そんなことは、僕たちの旅の共通の目的であると思ってもいいんじゃないかな。
この地球上でしかできないことをメッチャ楽しむ。そして何かをこの場所に残して立ち去る。つぎに来る人々のために。
具体的に何を楽しみ、何を残したらいいかわからないなら、とにかくいろんなことを楽しみ、何が残せるのか色々と試してみたらいい
閉園時間のわからない遊園地
ただ一つ忘れてはいけないことがある。それは僕たちの旅の終わりはいつなのかを誰も知らないと言うこと
統計が教えてくれる確からしい旅の期限に関する情報はあるけど、それは僕たち個々の人生と直接は関係ない
平均より、だいぶ長生きする人がいるように、極端に短い人生を突然終える人もいる。
閉園時間がわからない遊園地で遊んでいるようなもので、最初にアレに乗って、次にコレにのって、一番乗りたいやつは◯◯時くらいから並び始めて乗ろうかな。
とか言ってたら、列に並んでいる途中で、いきなりスタッフに呼び止められて、気がついたときには遊園地の外にいる。一番のりたかったアトラクションには乗ることができなかった。。。。そしてもう二度と戻ることはできない
僕はコーチカウンセラーとして、そんな人生にもたくさん関わってきたのね。
「自分で稼げるようになったら。。。。」「仕事がひと段落ついたら。。。」「生活が落ち着いたら。。。。」「お金が貯まったら。。。」「子どもが大きくなってから。。。。」「老後の楽しみとして。。。。」
もちろん、その時々にした方がいいことがあるのも確かだけど、いつ人生が終わるのかわからないのも確かだから、時には、やってみた方がいいこと
それは
自分の人生が今から極めて短時間で終わるとしたら何をしたいかを考えてみること
例えばさ。今からちょうど一年であなたの人生が終わるとしたらね。
その一年でどこに行きたいかな?だれと会いたいかな?何をしたいかな?
リストにしてみよう。そしてそのリストを見て、自分に問いかけよう
「ここに書いてあることを全部できたら、本当に後悔しないかな?」
後悔しそうなことが出てきたら、それに関して、一年の間にできることはないか考えて、リストに追加してみよう。
だって1年後生きていない可能性はゼロじゃない
日本では40歳の男性の1000人に1人は一年以内に亡くなる。これは年末ジャンボ宝くじを買って4等10,000円が当たるくらいの確率。50歳だと1000人に2.4人、60歳だと6人が当選することになる。当たり前だけど、人生が終わる確率は年齢とともにどんどんと上がっていく。
そして、もう一つ忘れちゃいけないことは、いつまでも健康じゃないということ。30過ぎたら20代のようには遊べない。その時々にしか体験できないこともあるんだ。
長生きしても、死んでいないというだけではあまり意味がない。そのときにはもうできないことがたくさんある。
だから、長期的に計画して実行することと、今を楽しむことと。両方やっておこうよ。
人生の中で必ず体験したいことで、今やることができるものがあるなら、先延ばしせずに今やろう!!未来の自分は、もうそれをやれないかもしれないし、今ほど興味ないかもしれない。
あと何年僕たちに時間があるかわからないけど、この旅を楽しもう。地球はいい意味でも悪い意味でも刻々と変化をしている。やっぱり今できることは今やろう!!
僕たちコーチは、あなたの旅のサポートをする「頼れる現地スタッフ」だから、積極的に使って欲しい。
おわり
僕たちと一緒に最高の現地スタッフとしてたくさんの人をサポートしたければ
お気持ちありがとうございます。資料入手や実験などに活用して、発信に還元したいと思います。