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北アルプスを望む漆黒の天守 国宝松本城 | 日本100名城登城記

シリーズ日本100名城登城記、今回は長野県にある現存12天守の一つ松本城をご紹介します。

日本100名城とは?

「日本100名城®」の選定は日本城郭協会が財団法人となって40周年を記念する事業として、文部科学省・文化庁の後援を得て企画され、以下の100城が平成18年2月に発表されました。日本を代表する文化遺産であり地域の歴史的シンボルでもある城郭、城跡を、多くの人に知ってもらい、関心を高め、ひいては地域文化の振興につながることを念じて設定されました。また翌平成19年にはスタンプラリーを設定したことにより、多くの人が全国の城郭に直接足を運ぶきっかけともなりました。

公益財団法人日本城郭協会 HPより

松本城の姿

訪れたのは2013年3月雪を蓄えた山々が出迎えてくれました。

松本城は現存している12の天守のうちの1つで国宝に指定されています。


松の並木の向こうに天守が見えてきました。

本丸御殿跡越しの天守。

五重天守の威風堂々な姿。

壁面の上部を白漆喰、下部を黒漆塗りの下見板で覆っています。白と黒の対比が美しいです。

この柱の1本1本が五重天守の天守を支えています。

現存天守なので階段は急です。足腰が丈夫なうちに訪れておくべきですね。

石落としなどの防御施設も見る事が出来ます。

北アルプスをバックに。

天守台の石垣は100年前から積みなおされることなく今に至っています。

赤い欄干の埋橋。極力近代建造物を隠して撮ってみました。

夜になるとまた違った表情を見せてくれます。

夜はさらに美しさが増しますね。

リフレクションに挑戦したのですが、風があって断念。
五重天守の迫力は一見の価値ありです。
地元のタクシードライバーの方によると松本城に雪が積もることは稀だそうですが、次回は雪の松本城が見てみたいです。


撮影情報

撮影日時:2013年3月21日
カメラ:OLYMPUS E-M5
レンズ:M.UIKO DIGITAL 12-50mm 1:3.5-6.3

松本城情報

別名
深志城
城地種類
平城
築城年代
文禄年2~3(1593~1594)
築城者
石川数正・康長
主な遺構
天守、乾小天守、渡り櫓、辰巳付櫓、月見櫓、本丸、二の丸 堀
天守の現況・形態
層塔型 五重六階 木造(現存)
ホームページ
https://www.matsumoto-castle.jp/

松本城登城案内

天守入場時間
8:30~17:00(最終入場は16:30まで)
※季節によって変動あり、詳しくはホームページをご覧ください。
天守入場料
大人 700円・小中学生 300円など
※詳しくはホームページをご覧ください。
開城日
年末(12月29日から31日)を除き無休
スタンプ設置場所
松本城管理事務所

松本城の所在地

〒390-0873 長野県松本市丸の内4番1号


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