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日本有数の高石垣を持つ 伊賀上野城 | 日本100名城登城記

日本100名城登城記も進めて行きたいと思い久しぶりに記事を書きました。

今回は三重県伊賀上野市にある伊賀上野城です。

伊賀上野城とは?

かつて上野城の場所には要塞としても利用された平楽寺や仁木氏館があった。織田信雄(北畠信雄)の家臣である滝川雄利は平楽寺の跡に砦を築いたが、小牧・長久手の戦いの際に脇坂安治によって落城させられた。その後天正13年(1585年) に筒井定次によって改修を受け、慶長16年(1611年)に徳川家康の命を負って藤堂高虎が拡張したが、大坂の陣によって、当時高虎が従属する家康に対立していた豊臣氏が滅んだため築城が中止され、本丸・二ノ丸などの主要部分は城代屋敷を除いて未完成のまま江戸時代を過ごした。

Wikipediaより

実際の天守は建造中の慶長17年(1612年)に暴風雨によって倒壊したため現在の天守は復興天守です。

立派な石碑がお出迎え。

天守(右)は三重三層、小天守(左)は二重二層です。

伊賀上野城と言えば高さ30メートル(堀底より)の高石垣。

上から覗いても怖いくらいです。これでは攻めようという気にならないですよね。

天守台の石垣もかなり立派です。

台所門趾からの眺望。白鳳城の名にふさわしい優雅な姿です。

いざ天守の中へ。
現存天守ではありませんが、木造で瓦葺き、白漆喰塗籠で作らておりコンクリート建築で再建された他の城とは違う見ごたえがあります。

伊賀上野という事もあり城の中に忍びが隠れていました。

藤堂高虎の黒漆塗の兜があります。
個人的にはこれを見に足しげく通っています。

天守より伊賀上野の町を望む。

近くには忍者博物館や伊賀上野ゆかりの俳聖松尾芭蕉生誕300年を記念して建てられた俳聖殿などがあります。

お城好きな人、忍者好きな人、俳句好きな人などたくさんの人を惹きつけてやまない伊賀上野城です。


撮影情報

撮影日時:2020年10月16日
カメラ:OLYMPUS E-M1MarkII
レンズ:M.ZUIKODIGITAL ED12-40mmF2.8PRO

伊賀上野城情報

別名
白鳳城
城地種類
平山城
築城年代
慶長13年(1585年)、慶長16年(1611年)
築城者
筒井定次、藤堂高虎
主な遺構
武具蔵、本丸、堀、石垣
天守の現況・形態
層塔型 三重三階、 木造(復興)
ホームページ
伊賀上野城 (igaueno-castle.jp)

伊賀上野城登城案内

開館時間
9:00〜17:00(入館は16:45まで)
登閣料
個人
大人:600円
小人:300円
団体
大人:500円
小人:250円
※団体は30人以上で一括支払いの場合に限ります
※詳しくはホームページをご覧ください。
休館日
12月29日〜31日
スタンプ設置場所
大天守1階

伊賀上野城の所在地

〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内106


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