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◇『世界経済を知るにはこれ1枚!』主要経済指標・米株・原油・貴金属レポート 8月10日配信📝

※現地8月6日(金)及び9日(月)分のレポート(PDFファイル添付)となります。

レポートはA4横書き1枚にて5分で読めます!(興味がない概況や数値は読み飛ばして下さい!その場合は3分で最新経済・投機資金動向(リスクオンorリスクオフ等も含め)が分かります!

また、非鉄金属スクラップ(銅・アルミ)やステンレススクラップを扱う方にも相場動向を知るうえで重要な海外市況が日々確認出来るレポートとなっております。是非ご参考にして下さい!

👇下記コメント欄はレポート内容からの抜粋です。

【主要経済指標】

米非農業部門雇用者数_7月は+94.3万人と市場予想の+87.0万人を上回る、6月の+85.0万人からも増加 ※米給付金打切りが進んだ効果と思われる

米失業率_7月は5.4%と市場予想の5.7%を下回る、6月の5.9%からも雇用は大きく改善しているが、賃金上昇が続き一部の業種では企業収益の圧迫が懸念されている                           ※失業率低下は労働回帰の傾向と思われるが、未だコロナ前水準を約570万人下回る

米雇用改善続く グラフー2021.8.7


米賃金伸び率グラフー2021.8.7

👉上記雇用の改善を受けた後の市場反応は米株(NYダウ)は上昇、為替はドルが買われドル高円安へ、米10年債利回り(表面利率1.625%)は上昇           【景気回復期待=債券売り=債券価格下落=利回り上昇】

中国消費者物価指数(CPI)_7月は前年比1.0%上昇、前月は1.1%上昇、市場予想は0.8%上昇                           中国生産者物価指数(PPI)_7月は前年比9.0%上昇、前月は8.8%上昇、市場予想は8.8%

【米株式市場】

現地8月6日~                           米主要株価3指数はナスダックを除き続伸、雇用結果を受け米経済の回復が続いているとの見方や好調な企業決算S&P500銘柄の2Q増益率92.9%、発表427社の87.6%がアナリスト予想超え)により景気敏感株や好業績銘柄が買われた

NYダウは前日比+0.41%の35,208.51と過去最高値を更新、ナスダックは同▲0.0%の14,835.76、S&P500は同+0.17%の4,436.52と過去最高値を更新

個別では金融・資本財・素材等の景気敏感株が買われ相場上昇を主導、JPモルガンは+3%、GSは+4%と2銘柄でダウを$120近く押上げ、またボーイング、ダウ、キャタピラーも続伸し、消費改善期待でアメックスも上昇

👉一方で、長期金利上昇でハイテク株や高PER銘柄は売られ、アップル、マイクロソフト、アマゾン、テスラ等は下落しナスダック指数を押し下げた

現地8月9日~                           米主要株価3指数はまちまち、中国等での感染拡大による景気回復懸念や、先週末のダウが最高値を更新し利益確定による景気敏感株等が売られた また、中国での移動制限や大型イベント中止、7月の輸出の伸びの大幅低下、米GSによる7-9月期の中国実質GDP大幅引下げなど、中国経済の弱気材料も影響

NYダウは前日比▲0.30%の35,101.85と3営業日ぶり下落、ナスダックは同+0.16%の14,860.18と反発、S&P500は同▲0.09%の4,432.35と反落

【トピックス】

米雇用統計結果が市場予想を上回る結果となりFRBによる早期テーパリング(量的緩和の縮小)や利上げ観測が高まり、8月の雇用統計・失業者数の動向次第では8月26日~27日のジャクソンホール会議(年次経済シンポジウム)でパウエル議長の声明で言及されるか否かに市場の焦点が集まっている

<FRBの資産規模推移グラフ>

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