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11日お兄ちゃんパワー見どころ

会話劇の後にアイスを食べる会 特別編 ~冬1~

出演 ピクニック・俵山(スクールゾーン)・兵藤(えくぼ)・
   半澤(バクコメ)・パンチ浜崎(ザ・パンチ)・梶原颯・木原実優
   椿鬼奴

作演出 冨田雄大

見どころを紹介させていただきます。

出演者8人で8本の会話劇を行います。
1つの会話劇に出演するのは2人
ということで、各出演者の出番は全員2回。

一応、主役はいますが、出番の量での全員同じ
このシステムが、とても心地よい。

お話の内容は、新しさや鋭さはないですが
配信での会話劇という縛りのおかげで
わかりやすい設定でわかりやすい話を作ることが出来ました。

わかりやすいと、馬力が生まれるというか突きつける感じがします。
(これは書いていて初めて得た感覚でした。)

第1会話劇 「眠れない眠りたくない」

出演 梶原颯・半澤(バクコメ

1発目のなので、肝といえば肝ですが
梶原さんの素直で真っ直ぐな声と半澤さんの不器用で優しい声が
見事にシンクロしいて、1発目にふさわしい会話劇

1言に色々な感情を乗っける箇所があるんですが
そこがお見事でした。

難しいと思うんですけど、
梶原さんも半澤さんもそれぞれ表現させいて 
その辺は注目して見て頂きたい。

ここから始まる物語を想像してワクワクします。

第2会話劇 「一度だけ一回だけでも」

出演 半澤(バクコメ) パンチ浜崎(ザ・パンチ)

半澤さんだけ残り、浜崎さんが登場。
ここで、こういう構成の事やるんだとわかります。
この構成を気に入っていただけてたら、とても嬉しいです。
どうかな?

浜崎さんの役は、
他の人がやるとキャラコントになってしまいそうな役ですが
浜崎さんがやると、キャラではなく、人間になります。
不思議ですが、多分これは浜崎さんの生き様のおかででしょう。

浮世を離れした生き方を、ちゃんと生きてきたからこそだせる人間味。
普通の事言ってるだけ、笑ってしまいます。

浜崎さんの本職は漫才師ですが、
映像作品で見てみたい空気感をお持ちだなと思います

そんな浜崎さんに対して、しっかり向き合い味を存分に出させる半澤さん
半澤さんの器の広さがわかります。
そして、半澤さんは何気ない台詞の言い方が抜群
良い声を存分に生かしてます。

第3会話劇「会話には言葉にはしないことがある」

出演 パンチ浜崎(ザ・パンチ) ピクニック

強烈な浜崎さんに向き合うのは、いつも助けてくれるピクニックさん
ピクニックさんの役は、本当に難しく
誰に頼むか悩みましたが、ピクニックさんに頼んで良かったです。

ピクニックさんの表現の繊細さが、浜崎さん強さを噛み合い
聞いていて、ずっと笑ってしまいます。

職業で区別しないと決めているのに、やっぱり芸人さんは凄いなと
思わされます。

2人とも、抜群の言い方の応酬です。 お楽しみに~

第4会話劇「側から決める」

出演 ピクニック・俵山(スクールゾーン)

普通の言葉を面白くしてくれるお二人が登場。

どうやっているのかは、わかりませんが
最大限に台詞を面白くしてくれます。
書いていた時に、そこまで気にしなかった台詞が嬉しそう

配信で台本を読みながらの会話劇
音楽や照明や動きはない
誤魔化しの効かない状態が、2人の凄さを引き立たせてくれます。

第5会話劇 「絶対0パーセントの想い」

出演 俵山(スクールゾーン)・木原実優

ここの掛け合いは、恥ずかしく苦しく心が爽やかに痛くなりました。
共感性羞恥とも言うんでしょうか? 

書いている時は、笑いながら書いてましたが
いざ、お二人の声で聴くと、思わず「やめて」と言いたくなるほど
そういう部分に刺さります。

好きだからこそ、大事なことだからそこ、うまく話せない
そんな感情を木原さんが、丁寧に丁寧に表現してくれています。

職業で区別するのは、よくないと思いますが
女優さんってスゲーなと思ってしまいます。
(吉本坂に入っているので、アイドルなのかもしれませんが
 自分の中では、女優さん枠に入るので)

中盤で、今まで感じなかった感情を、色々与えてくれますので
見ている疲れが軽減するかもです。

第6会話劇 「ご褒美っていいでしょ?

出演 木原実優・兵藤(えくぼ)

後半戦の入り口。 
兵藤さんは、一見不器用というか生まれ持った能力の高さでクリアしている気がしてたんですが、実はとても器用なんですね。

この稽古を聞いていて、発見しました。

第5話で、木原さんの役に、感情移入している中で
この兵藤さんと出会うのは腹立ちます。

腹立ち笑いといいますか? 
兵藤さんが、第5話で作り上げた感情を的確に殴ってきます。

「そうだね」とかの言い方で殴ってきます。
素晴らしいですね。 

ちょうど嫌な感じの台詞をちょうど嫌な感じのまま
言える稀有な才能だと思います。

よい後半戦の入り口になりました。

第7会話劇「悪意のヒーロー」

出演・兵藤(えくぼ)・椿鬼奴

近日稽古予定。

第8会話劇 「生きてきたんだね」

出演・椿鬼奴・梶原颯

これが最終話になります。
ここの椿鬼奴さんの声の温かさは何度聞いても良いです。

淡々と温かいんですね。素晴らしいです。

勿論会話劇で台本があるので、演じてくれているのですが
そういうことを超えるものが、ずっと溢れています。

お客さんにも、スタッフさんにも、同業者にも
好かれている理由がわかります。

椿鬼奴さん好きの方には、是非この椿鬼奴を味わってほしいです。

本当に素晴らしい椿鬼奴さんの言い回しに包まれ
梶原さんの素直な声が突き抜けていきます。

2人のやり取りを聞いていて、わかりやすい話の馬力を感じました。
誤魔化しがきかないからこそ、遠くまで連れて行ってくれる
そんなやり取りです。

最後に、
稽古をしている内に、自分が書いたなど事を一切忘れて
聞いていて、よい出し物だなと思いました。

ただ、自分の実力のせいで、集客が振るわないです。
集客は、自分の才能と努力と生き方の結晶なので
受け入れるしかないんですが・・・情けないです。

情けないなと思うと同時に、
今チケット買ってくださってる方への感謝が沸き上がってくるの事実で。

世間に評価されてないものを支持するのは、
かなりのストレスだと思います。
そんな中で指示してくださり、本当にありがとうございます。

只今、乗りこなすのが難しい
情けないと感謝のハイブリットな感情です。

自分にとって、都合の悪い現実を目の前にして
改めて感謝が沸き上がるんですから、人間って面白いですね。

ただの我儘ですが、
出演者さんの素晴らしさを、1人でも多くの人に届けたいので
少しでも、ご興味沸いたら何卒よろしくお願い致します。

台本を読んでから、チケット買うか決めたいなど
ありましたら、ご連絡いただけたら

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

チケットはこちらから買えます。

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