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札幌ならではの夜景「大倉山ジャンプ競技場」夜景レポート

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先週6/5(金)に札幌市の「大倉山ジャンプ競技場」の夜間営業が開始された。

本来であれば4月下旬のゴールデンウィーク開始に合わせて夜間営業が開始される予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」の影響で1か月以上遅れでようやく夜間営業が開始された。

今年から「大倉山ジャンプ競技場」は3つの大きな変化が。

変更点その①「夏期営業時間の延長」

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昨年まで夏期は18時で展望台の営業が終了していた為、この「日本夜景遺産」に認定されている「大倉山ジャンプ競技場」からの極上の「札幌夜景」が全く観賞出来なかったのだが、今年から21時迄の営業になり夜景観賞が可能になった。

変更点その②「大倉山夜景号」の運行開始

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「大倉山ジャンプ競技場」の最大の難点は交通アクセスの悪さ。

特に夕方以降は車の無い方にはほぼ行く事が出来ない(地下鉄円山公園駅からタクシーで行くしかない)為、札幌市民でもなかなか行く事がないこの「大倉山」

しかし長年の課題がついに「大倉山夜景号」という無料シャトルバスの運行開始の実現により解消され、格段に「大倉山ジャンプ競技場」へ行きやすい環境になった。なおこの無料シャトルバスは「円山バスターミナル」から乗車し、帰りもここで降車する。

変更点その③「新たなフレンチレストラン誕生」

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昨年までは「ラムダイニング大倉山」というジンギスカンを提供するレストランであったが、新しく「ヌーベルプース大倉山」という創作フレンチのレストランにリニューアル。

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今回は別のお店を取材する関係でレストランの取材は出来なかったが、今後レストランからの夜景と極上の料理の取材レポートをする予定なのでお楽しみに!

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リフトで展望台まで上がりいよいよ大倉山ジャンプ競技場夜景取材。上の写真は「ブルーモーメント」と言われる完全な夜景になる前の僅かな時間に観られる青みがかった夜景。

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こちらは完全な夜景となった大倉山の夜景。ブルーモーメントの夜景から30分程度でこのように変化します。夜景観賞の醍醐味の1つはこの夜景のシークエンス(移ろい)を楽しむ事にある。

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「大倉山ジャンプ競技場」の標高は307m(展望台)で札幌では「藻岩山」「幌見峠展望駐車場」に続く高さである。

ジャンプ台という物が何処の街にもある物ではなく、また約200万都市という都会の都心部から半径5キロ以内にこのようなジャンプ台がある所は世界中何処を探しても札幌だけであろう。

だからこそ私はこの「大倉山ジャンプ競技場」こそ最も札幌らしい札幌ならではの夜景だと考えているのである。

最も人気のある「藻岩山」からのあの「宝石箱」のような夜景はもちろん大変美しいが、是非この「大倉山ジャンプ競技場」からの極上の夜景も札幌観光のお供に加えていただきたい。



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