夜景アナリスト・観光コラムニスト 廣田 大

「日本新三大夜景都市」札幌にて夜景観光振興に奔走する夜景アナリスト&観光コラム…

夜景アナリスト・観光コラムニスト 廣田 大

「日本新三大夜景都市」札幌にて夜景観光振興に奔走する夜景アナリスト&観光コラムニスト (夜景観光士2級/札幌夜景ナビゲーター/北海道観光マスター/北海道フードマイスター/札幌シティガイド/温泉ソムリエ/温泉観光実践士/国内旅程管理主任者/観光介助士)取得

最近の記事

12/6から利用開始「どうみん割」を解説

札幌は感染状況が落ち着いた状態が続き、また「We love札幌宿泊キャンペーン」や「サッポロ冬割」「定山渓どこでもクーポン」「新しい旅のスタイル」等の宿泊割引制度や「さあ!まわろうSAPPORO 」「さっぽろキラキララリーバス」等の観光推進キャンペーンの成果もあり、どん底の状況から観光客が戻りつつある。更なる観光需要の促進の為、今日12/6(月)より北海道による観光需要促進事業「どうみん割」の利用が開始される。 この「どうみん割」は国の「地域観光支援事業」を活用した制度で1

    • 反転攻勢へ!札幌観光施策続々と

      10月以降、世の中は社会経済活動の再開へと舵を切り始めたが、感染状況も引き続き落ち着いて推移している。 11月からはさらに北海道や札幌市で観光需要回復を目指し様々な施策を行う。 今回は札幌市の観光施策について触れたいと思う。 ○「さあ!SAPPORO冬も泊まってスマイルキャンペーン」 12日から販売開始した「サッポロ冬割」そして「サッポロ冬割」を利用した方に付与される「サッポロ冬も泊まってスマイルクーポン」の2本立て。「サッポロ冬割」は1人¥6000以上の宿泊料金に対

      • 動き始める北海道観光

        10月に入り紅葉も見頃を迎え気温もちょうど良く観光をするには良い時期の北海道。 今年もコロナ下で長い間我慢の時間が続いてきたが、9月から感染状況が落ち着きこの10月ようやく世の中が社会経済活動の再開に向け動き出す。 15日に札幌への制限が全面解除されるのに合わせて道は観光喚起事業「新しい旅のスタイル」を再開させる事を発表。そして今回からこの制度の開始から除外されていた札幌も対象地域として運用される事になった。 ・北海道の観光事業「新しい旅のスタイル」 札幌では一足早く

        • 悲願へ大きく前進!

          5/26「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、世界遺産委員会の諮問機関である「イコモス」による評価結果が文化庁に通知され、最も評価の高い「記載」が適当との勧告がなされた。     (ここでいう「記載」とは認定にふさわしいという意味との事) 正式な認定は7月中旬から下旬にかけて開催される世界遺産委員会拡大会合で可否を判断し発表されるが、この判断材料はイコモスの勧告が大きな影響を与える為、限りなく「世界遺産登録」に前進したと言っても過言ではない。 (参考文献 産経新聞

          「さっぽろホワイトイルミネーション」が街にもたらした物

          先週の日曜日、2/28に「さっぽろホワイトイルミネーション」の「大通公園会場」と「駅前通会場」での点灯が終了した。 ご承知の通り、例年この「さっぽろホワイトイルミネーション」の大通公園での点灯は12月25日迄なのだが、今シーズンは冬の大通公園の主である「さっぽろ雪まつり」が史上初の中止(オンライン開催をしたが…)という極めて異例の事態となり、その代役を「さっぽろホワイトイルミネーション」が務めた形となった。 昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の為、様々なイベントが残念

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          「GoToトラベル」札幌一時除外について思う事

          昨日11/24(火)に「GoToトラベル」事業の補助対象から札幌市と大阪市が一時除外となる事が正式に決定した。 現時点でわかっている事として、 ○除外期間は11/24〜12/15迄の3週間       ○この期間中の該当地域の「GoToトラベル」対象の新規予約は停止 ○既に予約済の旅行について12/1出発分までは割引対象、12/2〜12/15の到着分は割引対象外となる ○12/3迄にキャンセルをした分に対して、政府は旅行会社や宿泊施設に旅行代金の35%相当を補償し、

          「GoToトラベル」札幌一時除外について思う事

          「札幌夜景強化月間」

          10月に入り今年度も下半期に突入。 観光業界のみならず、ほぼ全ての人が辛い思いをしてきた上半期。 少しずつではあるが、希望が見え始めてきた。 反転攻勢といきたい下半期のスタート。 札幌夜景は「札幌夜景強化月間」(私が勝手に言っているだけです…)に突入した。 「日本夜景遺産」に認定された3箇所が札幌市民並びに北海道民は大幅な割引で利用出来るのだ。 ○「藻岩山」 「宝石箱」「光の絨毯」と形容される札幌、いや北海道を代表する夜景スポット。 こちらは通常往復¥1800

          「さあ!まわろうSAPPORO 〜見どころ施設無料化月間〜」レポート②

          札幌市観光復興キャンペーン「さあ!まわろうSAPPORO 〜見どころ施設無料化月間〜」のレポート第2弾は「札幌市時計台」と並ぶ札幌の象徴である「さっぽろテレビ塔」 昼間の景色も素晴らしいですが、夜景アナリストとしてはやはりテレビ塔からの夜景を紹介したくて夜のテレビ塔を取材。 取材した日は平日夜にも関わらずご覧の行列。 展望台に行くのに約25分程待ちました(ちなみに私が帰る頃には行列がさらに長くなっていました) 展望台からは「日本新三大夜景」に選ばれた魅惑の「札幌夜景」

          「さあ!まわろうSAPPORO 〜見どころ施設無料化月間〜」レポート②

          「さあ!まわろうSAPPORO〜見どころ施設無料化月間〜」レポート①

          今月1日から始まった札幌市の観光振興キャンペーンの1つ「さあ!まわろうSAPPORO〜見どころ施設無料化月間〜」 このキャンペーンは札幌市の観光需要の喚起と施設利用の喚起を目的として8月の1か月主要観光施設を無料で開放しているものです。 詳しくはこちら https://www.sapporo.travel/free_admission/ キャンペーン開始日に「札幌市時計台」と「大倉山ジャンプ競技場」へ! まずは日中に「札幌市時計台」の取材。 言わずもがな時計台は「

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          「マイクロツーリズム」と「ヘリテージツーリズム」

          今日は夜景に関する事ではなく、観光の話題について少し触れたいと思う。 最近「マイクロツーリズム」という言葉を耳にするが、一体「マイクロツーリズム」とは? ○「マイクロツーリズム」とは、新型コロナウイルス感染症の流行によりインバウンド消費が消滅した観光産業の景気回復手段として、国内旅行への回帰を喚起して、近場の魅力を再認識するという新しい観光形態で「星野リゾート」代表の星野佳路氏が提唱したもの。 新型コロナウイルス感染症の流行により国内旅行においても長時間・長距離の移動に

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          札幌ならではの夜景「大倉山ジャンプ競技場」夜景レポート

          先週6/5(金)に札幌市の「大倉山ジャンプ競技場」の夜間営業が開始された。 本来であれば4月下旬のゴールデンウィーク開始に合わせて夜間営業が開始される予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」の影響で1か月以上遅れでようやく夜間営業が開始された。 今年から「大倉山ジャンプ競技場」は3つの大きな変化が。 変更点その①「夏期営業時間の延長」 昨年まで夏期は18時で展望台の営業が終了していた為、この「日本夜景遺産」に認定されている「大倉山ジャンプ競

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          「北海道夜景」再始動!

          6月に入り、北海道も観光施設の営業が再開され各地の夜景スポットにも少しずつだが賑わいが戻ってきた。 私も2〜5月の4か月間はほとんど夜景家としての活動が出来なかったので、この営業再開は私にとっても待ちに待った活動再開なのである。 (上の画像は「函館山」からの夜景) 北海道には日本屈指の夜景ブランド都市の函館、そして現在の「日本新三大夜景都市」である札幌を中心に魅力的な夜景が多く存在する。 今年の夏は各地夏のイベントはほぼ中止の状況で楽しみが無いと嘆く声も聞こえてくる。

          「夜景」の新たな役割

          昨日小池東京都知事が「東京ロードマップ」を発表した。その中に「レインボーブリッジ」を使用し、状況が良い時には「虹色」悪化した時には「赤色」のライトアップをして都民に伝える「東京アラート」というものがある。 これより先に大阪では「大阪モデル」の達成状況を「通天閣」等数カ所の施設のライトアップで府民に伝えていた。 また今全国各地で医療従事者の方々に感謝の意を込めた「make it blue(メイクイットブルー)」というブルーのライトアップを点灯する活動も実施されている。 「

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          初めまして! 夜景アナリストの廣田 大と申します。      北海道札幌市で夜景観光振興の為の活動をしております。 また北海道における観光資源である「食」や「温泉」等の活動もしており、観光家としての活動も行っております。 この「note」では夜景観光をメインに観光に纏わる話題について私の考えをお伝えする場にしたいと思っています。 只今北海道は「緊急事態宣言」真っ只中の為、観光についてご紹介出来る状況ではありません。夜景観光分野も同様です。 ただ今札幌市内においても