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評価とタレンティズムとDXとアナログフィーバック

部屋とワイシャツと私みたいなタイトルですが、基本大切な生徒のために今悩んでいることや考えていることをまとめました。

きっかけは昨夜の大学のPBL授業の担当グループの学生への採点です。
自分の担当学生以外のレポートもつい面白くて全員分を読んでいると時間はあっという間に過ぎています。

PBL授業に対する建設的な意見だったり、教員側が気付いていない価値だったり、よりよくなる仕組みの提案がある一方で子どもか?というような幼い意見も見られてバラエティに富んで面白かったです。

高校でも思うのですが、人に点数をつける「評価」はとても難しいです。

大学でも高校でも私が担当している科目はペーパーテストがないので普段の授業態度、取り組み姿勢やレポートで評価をせざるおえません。

出席点と提出点などありますが差がつくのは定性的な評価です。
定性的な情報を定量化して成績として算出します。

授業する前は採点てなんとなくこんなシンプルなイメージだったんですが、、、

引用:藤子・F・不二雄 ドラえもん

個性によって得手不得手が異なる


タレンティズムに基づいて個性分析をしているので余計に思うのですが、ペーパーテストやレポートなどが得意な個性の生徒と、プレゼンテーション、積極的な発言や声かけ、取り組みが得意な個性の生徒とわかりやすく分かれます。

他にもアイデアを出すことが得意な生徒や、人に対する思いやりや優しさを持っている生徒、クリティカルシンキングが得意など各生徒はそれぞれに様々な才能を持っています。

それぞれの個性を伸ばすかかわりをモットーとしている私としては基本的に各自の個性を加味してそれぞれにチャンスが巡るように設計をしています。

すると当然のように評価軸が増えていくのです。

生徒からも授業へのフィードバックをもらう

私も生徒を評価するので、高校では私も毎年生徒から評価をしてもらっていて、毎年後半に生徒と面談して授業に対する総合評価、良い点、改善点を聴いています。

そこでいいなぁと思う意見はどんどん授業に反映させて改善していきます。

このコミュニケーションはお互いにとってかなり大切な気付きがあります。
私も独りよがりにならず、生徒にも参画型という気持ちが芽生えて双方にとってメリットだらけです。

相互フィードバックをDX化してアナログのフォローを増やす

大学の授業では学生間で相互フィードバックをして、それぞれに点数をつけています。
普段から担当しているグループとかかわっているので誰の評価が高いのかは9割はわかるのですが、1割程意外と評価が高かったり、低かったりというケースがあります。
やはり1人の主観だけでは把握しきれない部分があるなと感じます。

高校の授業評価も試してみようかなというアイデアはこんな感じ。

①生徒から成績を自己採点&申告してもらって、その理由を各自が得意なスタイルで私にプレゼンしてもらう。(動画やレポートなど形式自由)

②生徒間で360度評価してみたものを参考に評価。(ただの好き嫌い投票になる可能性もあるのであくまでも生徒の評価体験と参考に。)

あくまでも成績の参考としてですが、試験的に取り入れてみようかなと思います。
特に②は手作業で集計すると大変なのでICTを活用しよ。

経営者の方、先生方、タレンティズムに基づくいいアイデアがあったら教えていただきたいです。

それぞれが伸び伸び成長してくれたら、言うことはありません。

一人ひとりの価値観はびっくりするほど違うし本来同じ尺度で比べること自体が難しいですが、システムとしてそうなっているのでフィードバックでフォローしていくのが現実的でしょうか。

今の生徒数だとマンパワーで何とかなってますが、段階的にDX化していかないとなと強く感じています。
その分の時間をアナログのフィードバックに有効活用しよう。

そうなると授業設計の段階から組んでいかないといけないので夏休み中の今から準備して、夏休み明けからの運用できるように試してみよう。

あっ、なんかわくわくしてきた。

引用:鳥山明 Dr.スランプあられちゃん


DX入門研修なども承っております。

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