【僕らミュージシャンに問われている事に気付いた】
とある、、音楽をやる雰囲気ではない場所。
そこで、はたして?
「一曲聴いてもらっても良いですか?」
と、言って、、どうなるのか?怖い。
そんな、経験が沢山あります。
でも、ほとんどが思い込み。
普段ボクは、やりたがりでは無いので、「演奏してよ!」と、なった場合、状況により、断ることも少なくないですが、、
また、その逆に、「演奏を聴いてもらえますか?」と、自分から言うことも多いです。
その違いは、、、
あれは確か、、
震災から3年たった、福島の浜通り。
広野駅という原発というより、火力発電の街があります。
当時は避難区域ギリギリで、常磐線の終点でした。
しばらくは、常磐線は、広野折り返しだった時期があります。
僕は、ギターを背をって行きました。
本当に、迷ったんですが、、、
駅を降りたら、みんなが冷たい視線をボクに向けている気がしてビクビクしながら街を歩きました。
後ろから聴こえます。
「ギターかな?これは、、なんだろね?」
この時のボクの心理は、すみません!すみません!でした。
だから、、聞こえ方がマイナスです。
食堂では、「何もねぇよ、広野は」と、言われ、本当にギターを背をってきて申し訳ないと感じました。
でも、国道に出た時、、暴走族が昼間から居たんですwww
それをみた瞬間から、さっきの言葉の聞こえ方がマイナスからプラスになりました。
「ギターかな?」は、興味深々であり、
「何もない」は、せっかくだけど、、であると。
よく、ミュージシャンで、
「響かなかった」などと、お客さんに対して言うが、それは、ほとんどの場面で、思い込みであり、、
もったいない事でもある。
以前、
落合みつをさんに、「もっとお客さんに話しかけた方がいいですよ」と、言われたあの日から、僕は生まれ変わりました。
ムスッとしたお客さんに、話しかけてみたら、ニコって笑って、、「だいごろさんのLive凄かったです!最高でした」と、かなり盛り上がった事があります。
その出来事から、自分の思い込みで、人に接しては勿体ないと思えるミュージシャンに生まれ変わったのです。
売れたいとか、、
そんな邪念を捨てて、目の前の人をどんだけ笑顔に出来るか?が、勝負です。
もし?迷ってるミュージシャンが居たら、
広野の震災後の暴走族を思い出してくださいね!w
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