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東日本大震災から11年。石巻を離れ、長野県に引っ越した理由とこれから。

答えは、二つあります。

一つ目は、長野に何があるのか知りたい。学びたいということ。

二つ目は、運営を地元の方が担い、自分たちが暮らしたい地域や社会を創って行ってほしいということ。

もし、知りたいという方がいらっしゃいましたら、こちらからご覧ください。

なぜ、長野に

石巻市で活動する中で、地域医療や、保健、地域自治、教育の重要性について強く感じていくことになりました。

被災者の健康課題は、震災以前の地域の特性や住民の健康リテラシーはもちろん、地域の経済経済状況が大きく影響しています。

宮城県は全国ワースト2位〜3位を行ったり来たり、その中でも石巻は多い地域です。

宮城県の健康課題,宮城県福祉部健康推進課R3.7,https://www.pref.miyagi.jp/documents/7141/862768.pdf
宮城県の健康課題,宮城県福祉部健康推進課R3.7,https://www.pref.miyagi.jp/documents/7141/862768.pdf
第2次石巻市健康推進計画
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10351000/2803/keikakugaiyouban_kenzou2.pdf

また、自分たちの暮らしをどのように実現していくのかは、防災や減災はもちろん様々な政策に影響を与え、まさに地域自治だと思います。

地域自治は、災害や社会保障だけではなく、観光や移住施策など、地域住民にとって非常に重要です。

震災以降、上記のようなことを考える中で、自然と長野県に関心が移っていきました。そして、それを知りたい、学びたい、その地域で暮らしてみたい思う気持ちが強くなっていきました。

特に、私の活動のフィールドである「地域」や「保健活動」において、若月先生や佐久総合病院、そして共に歩んで来た、このエリアの地域住民の方は大きな存在でした。といっても、ほとんど知り合いはいないのですが。

このエリアでは、これまで何をしてきたのか、そして現在何をしているのかなど、学びたいことが沢山です。

もちろん、全国で他にも魅力的な地域はあるのですが、実家のことなど考えると、現実的なエリアが長野県でした。

移住については、過去にも色々と感じていました。
石巻市や登米市は頑張ってほしい。


自分達の暮らしたい地域を自分で創って行ってほしい

震災後、(経営が続くようであれば)10年を一つの区切りにしようと考えていました。

地域自治を考える上で、やはり地域の方が担える仕組みに変革していくことが重要だと思っていました。

自分が暮らしたい地域や社会、そして自分らしい働き方を実現するために、「りぷらす」を使ってほしい。活用して行ってほしい。そう思っています。地域も仕事も、自分で変えられる。そのように思い行動し、実際に変わっていくことは、より可能性があり、選択肢が増える地域になっていくと思います。

しかし、その反面に、この10年、僕のマネジメントの問題で失敗ばかりでした。

特に、人の育成については、上手くいきませんでした。この数年は、とても苦しい時期でした。何度も危機を経験しました。
ですが、そのおかげで少し成長できました。
そして、拠点を任せ担う仲間に恵まれました。

現在も試行錯誤中ですが、事業所の拡張移転も見据え、とても楽しみです。

これから何をするのか?

まずは、遠隔で経営を担っていきます。

2022年度は、地域おこし協力隊の方が参画されたり、拠点の移転を検討しています。

アイの谷プロジェクトの実現に向けて頑張っていきます!!

いろんな可能性があり、とてもワクワクしています。
地域が100年続いて行くための、あらゆる仕掛けと協働を進め、地域からの孤立解消を目指し、助け合える地域となるようなプロジェクトです。

あくまで、まだ妄想レベルですが、こんなことしたいです。
キーになるのは、「子供」、「産前産後の女性」、そして「場」

これまでの活動の写真。ここからさらにパワーアップを!!

それらを担いながら、長野県で貢献できることを行います。

長野では、家族のあり方やパートナーシップに関わる取り組みをしていこうと考えています。特に、Weddingや出産などに関わる人たちと一緒にプロジェクトを創っていきたいです。
少しでも興味を持って頂ける方は、ぜひディスカッションさせて下さい。

社会の最小単位は家族。
家族が幸せであることが、地域や社会、そして世界の平和につながると信じています。そのためのプロジェクトを。

こんなことをしながら、長野の良いところを宮城へ、宮城の良いところを長野へ、人・モノ・カネ・情報の流動性を高め、それぞれの地域が混ざり合い、豊かな生活を、選択肢がある暮らしを、一人一人が、各家族が体感できることを目指していきたいです。


サポート有難うございます。難病の治療や入院費に当てさせて頂きます。勇気頂き感謝です🙇‍♂️