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「宮城県が介護職員の週休3日制を支援へ」を考える
2/13に、全国初の取り組みを宮城県が実施すると報道があった。
宮城県が実施する介護職員の週休3日制とは
背景は、
県によると、県内の介護職員数は平成28年時点で3万931人。令和7年度には3万9635人が必要と推計され、4755人の不足が見込まれることから、将来を見据えた介護人材の確保が課題となっている。
この受給予測に関する資料は、2/5に宮城県のプレスリリースで。
実現すると、
週休3日制の導入により休日が年間約50日増える
それに向けて宮城県は、
県は令和2年度に週休3日制導入のモデル事業者を募集し、5者ほど選定。モデル事業者に対して民間のコンサルタントを派遣し、人員体制や就業規則の見直し、職場環境改善など導入に必要な制度改革のサポートを行う。
この試作のモデルとなって、栃木県の施設では、
労働時間を1日8時間から10時間へ変更。
1日に必要な職員数が17人から14人になった。
その結果、週休3日制を導入することができ、丸1日休める日が6日間増えるなどの効果が出て、改革を進めた以降は離職者が出ていない
週休3日の介護施設を定着へ 全国初の取り組み実施へ 宮城県 #nhk_news https://t.co/qhbeBjqez6
— NHKニュース (@nhk_news) February 12, 2020
この施策がうまくいくか分からないが、業務の効率化や働き方の多様化は賛成なので、県民としては動向をチェック。
大きな危惧は、コンサルだけが甘い汁を吸うことにならないか。
なので、報酬は基本報酬だけではなく、成果報酬部分をしっかり盛り込んで欲しい。
介護業界の人手不足において働き方改革は本丸ではない
それよりも重要なのは、他の労働市場と比べた際に介護業界に市場価値があるかどうかという問題が本質的だ。
今回の施策は、あくまでの10時間勤務ができる事業所の話であって、業界全体の話ではないと認識している。
また、前提は週休3日ではなく、介護従事者の確保と定着である。
そのためには、多くの改善余地がある。
①介護報酬は処遇改善ではなく、抜本的に基本報酬を向上させ、介護士以外の職員にもより還元できる自由度を高める
②財源ありきではなく、介護サービス不足による「介護離職」や「介護うつ」という経済損失を計上した、制度設計をする
③紙とFAX、書類をデジタル化し、人に注力できる仕組みに進める
④人員基準、施設基準の緩和をして、人や事業の流動性を高める
⑤質を測る(利用者、家族の定量、定性)
宮城県は、週休3日の推進だけではなく、この辺りの働きかけも進めて欲しい。特に、県北エリアでの担い手不足は深刻になってきている。
介護業界の人の流動性を高めるサービス
最近は、人の流動性を高めるテック系企業が増えてきているので注目。
まだ、地方に案件は少なそうだけど、マッチングサービスは需要と供給があって初めて成り立つので、とりあえず登録するから始めても良いと思う。
何が、この業界の解決に繋がるか分からないけど、できることはトライして行った方が良い。と思っていたら、昨日は東京のイベントで、こんな言葉が。
「介護現場でのテクノロジーの活用は、ホームラン目指すよりバントでいいから塁に出る、やってみよう、 倫理観の話もあるけど縛られずにやってみて効果を見ていこう」と下河原さん。
— 鎮目彩子(Ayako Shizume)@でぃぐにてぃ新宿 (@ayakoshizume) February 14, 2020
まだ開始15分だけど、一番大切なことを聞いたと思う。#ヘルスケアSHIP
ホームラン打てたら良いけど、バントやヒットでコツコツと。
宮城県の介護施設が週休3日制を定着へ。
— あかり (@akaridayocare) February 14, 2020
とうとう介護施設にも「働き方改革」の波がやってきた。
給与面では、もう腹を括れてる。
(給料が低いのは、もう分かってる....)
給与以外の他の方法で、職員の待遇を向上させないと、職員はどんどん離れていくと思う。#介護https://t.co/vfd1uOWOII
介護の人材不足が深刻化する中、宮城県は、県内の介護施設にコンサルタントを派遣して働き方改革を進め、週休3日制を定着させる… https://t.co/Fuv4xhLvSG
— 大島光義 (@MitsuyosiO) February 14, 2020
人減らして、労働時間増やしての休日増。
却って現場きつくなるぞ。
まず人入れようよ・・・・
果たして10時間勤務週休3日が働き方改革や人材確保の起爆剤に?
— 福井 大輔 (@fukui_daisuke) February 12, 2020
何かピントがズレてる気がする。。
紹介会社とコンサルが儲かる業界、違和感しかない。
介護の人材不足が深刻化する中、宮城県は、介護施設にコンサルタントを派遣して働き方改革を進め、週休3日制を定着へ https://t.co/WnqJOFgLD9
宮城県は、介護人材不足の打開策として週休3日を定着させる試みを始めたという。
— 覇勢川 (@henri_hasegawa) February 12, 2020
コンサルタントを派遣し、1日に必要な職員数を17→14人に減らし、労働時間を8→10時間にして、丸一日休める日を増やしたという。
これ、トータル時間は変わらないんだよね。
メリットは、申し送り回数を減らせること。 https://t.co/IPpU6HI2a4
宮城県にて
— キクマ@介護系理学療法士 (@2wmQZHswSx5Du1D) February 13, 2020
介護職の週休3日制を導入⁉️
介護士さんが働きやすくなり、良いサービスが提供出来る施設が増えることを祈ってます✨
宮城県は、県内の介護施設にコンサルタントを派遣して働き方改革を進め、週休3日制を定着させる…#介護 #週休3日
https://t.co/PHmwS98jwt
いろんな反応がありますが、皆さんはこの施策どう思いますか?
僕は最初、批判的でしたが、総論で人手不足に対策することは賛成なので、より良くするために出来る形で働きかけて行こうと思います。
3/14に仙台でイベント企画しています。
3/14 13:00〜16:00
— 一般社団法人りぷらす (@rilinkplus) February 7, 2020
『NPO法人コトラボ×りぷらす』で、若手の福祉/介護/医療職の可能性と新たなキャリアを広げる機会『kumitate』のキックオフイベント開催https://t.co/PXC8uPO6wj
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