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違和感について

違和感がないと人間腐る。

この前、とある物件のコンペで建築家さんがプレゼンテーションの中で言ってた言葉。

「違和感」って言葉をググってみると、

しっくりしない感じ。また、ちぐはぐに思われること。

らしい。

新しい車のデザインは違和感を覚えることが多い。ガラケーに慣れてた人にとってスマホは違和感があったはず。自転車にモーターをつけて走ることも最初は違和感。僕が初めて行った海外も違和感の連続だった。

つまり、違和感とは「自分の理解の領域を超えたモノやコトに対して覚える感覚」のこと。新しいことには常に違和感を感じる。例えば、新しい事を始めた時とか、新しい環境に飛び込んだ時とか。

逆に、違和感を覚えないような生活や仕事は進歩がない、ということかもしれない。よく『毎日同じことの繰り返しで〜』『刺激がなくって〜』って人がいるけど、慣れてしまっている人も多いんじゃないか。


自分を変えたかった。

僕がビジネスを始めた時も常に違和感がつきまとってた。

今まではバイトで雇われて何かをしたり、先生に教えてもらって何かをするということの連続だった。それが、誰かを雇ったり、何かを教えたり、給料を貰うのではなく払う側になった。まるで言葉も文化も全く違う国に来てしまったかのように、やっている事が180度変わった瞬間で。

自分の感覚を捨て去らないといけないほどの違和感に連続に毎日襲われた。

「こんなことしなくてもいいんじゃない?...」なんて自分の中のリトルダイゴが甘い言葉を問いかけてくる。でも、行動した先しか変わらないのは今までの経験から分かってた。

僕は今までの人生を流されて生きてきた。

誰かを気にして、世間体を気にして、空気を読んで、まるでカメレオンのように色を変えながら、自分を押し殺し、他人の人生を送ってきた。自分の中には違和感を感じているはずなのに、周りと同調して、偽りの自分を演じ続けてきた。

でもそんな自分が嫌になって、リセットしたくて、海外に出掛けて。かっこよく言えば自分探し。

周りからは「すげー」なんて言われることもあるけど、全然そんな良いもんじゃない。ただなんか変えたかっただけ。

結局、自分を探して見たけど、どこにも見当たらなかった。そりゃそうだ、自分は自分の中にしかない。他にはどこにもない自分だから。


「ありがとう。」でお金を稼げるようになった。

もちろん今だって、違和感を感じ続けてる。「これ違うんじゃない?」そんなこと毎日出てくる。今はそれがたまらなく楽しい。

"成長"っていうのは最初はその違和感を持ってるけど、それを払拭した先にある"長い時間を掛けて、成るもの"だとと思う。

「ビジネス」この単語を聞いたら、忌諱する人も多いけれど、まだまだ世の中には違和感を持たれているけど、僕は声を大にして言いたい。

「そんなに悪いもんじゃないよ」って。

そもそもの経済活動の全部はビジネスだしね。最初は理解もできないし、うまくいかないことの連続だ。でも、それを克服してきて今がある。

それもあって、今は「ありがとう」で収入を得られるようになったんだと思う。

違和感があるからと、自分に言い訳をして避けていたら絶対に到達しなかった今の自分。

つまり、”成長する・新しいことを始める”って違和感を受け入れることなのかもしれない。一生懸命になって理解しようとすればするほど時間がかかり、いいものはできない。人にも通じる考え方だなって思った。

"大きく変わること"は"大変"なことだ。現実と理想のギャップに苦労する。

自分が理解できる人ばっかで周りを固めたとしてもきっといい仕事はできない。摩擦が起きて当たり前。今も、僕は違和感の連続。


世の中は見切り発車。

何か始めるときは大概怖い。

もしかしたら自分が傷つくかもしれない。だから人は安全地帯にいたがるし、違和感は排除する。

でも、その足かせを外してみると僕の世界は一気に広がった。慣れてしまえば、違和感もそんな悪いもんじゃない。

ただただ、その違和感を捨て去る日々。

その生き方を享受して、自分をアップデートしていこう。

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