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日本酒イベントレポート:日本酒フェア2023

日本酒フェア2023に参加してきました!
今回はその様子をレポートしてみます。

イベント概要

日本酒の魅力を知り味わう世界最大のイベント【日本酒フェア】
今年は再び、池袋・サンシィンシティ展示ホールでの開催となります。
「第15回全国日本酒フェア」
45都道府県の酒造組合等が地域の風土や文化などテーマを掲げて出展し、
地域の風土や文化などテーマを掲げて出展し、
スパークリングや熟成酒まで様々なタイプの日本酒の試飲・販売を実施します。
また「伝統的酒造りコーナー」「酒造ツーリズムPRコーナー」などのコーナーもあります。

会場:池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
開催日時:
2023年6月16日(金)
第1部:18:00~20:00
2023年6月17日(土)
第2部:10:00~12:00
第3部:13:00~15:00
第4部:16:00~18:00
※各回800名/完全入替制
入場料金:¥3,000-

上記リンクより

昨年の参加の様子はこちらからどうぞ↓

昨年は国際フォーラムでしたが、今回は池袋のサンシャインシティ・文化会館です。
歴代の日本酒フェアはこの会場で行われており、日本酒フェアといえばここ、という場所ですね。
例年通り今回も6月のこの時期の実施です。
昨年と同様、参加チケットは事前申し込み、かつ応募者多数の場合は抽選です。
チケット販売開始は5月中旬でしたが、5月中にはすべてのチケットが完売したという話をききました。
今後、どんどん人気になったり、チケット入手困難なイベントになるのでしょうか?

現地の様子、雰囲気

僕が参加するのは2日目の土曜日でした。
なので、1日目の金曜日に参加した人たちがTwitterにあれこれとあげてくれているので、なんとなく会場の雰囲気や提供されるお酒の前情報がわかるのはありがたいですね。
ざっと検索した時のものをはりますと、

これらから、
・各ブースで使い捨てのプラカップで提供
・ゴミ箱(プラカップ用?)がある
・会場内に水の提供がある
・吐器を渡される
という、現場での立ち回りを考える情報もありました。
まぁおおよそ前回と同様ということですね。
日本酒のイベント参加のたびに毎回思いますが、お猪口、水、吐器、酒のリストの有無など、現地で受付をすると何が渡されるのか、が事前にわかるとありがたいのですけどね。
受付にて手続き。
今回僕は第2部、第3部のチケットをまとめてパスマーケットで購入しました。どうやらパスマーケットの画面上では、デジタルチケット1枚の中に、2回分の権利が含まれてしまっているようでした。
そのため、第2部の受付は、画面に表示されている予約番号を手書きで受付の方が控え、第3部の受付は通常通りの画面上の操作で対応、という形で、それぞれの入場前に受付を実施。
もしかすると、1人で複数の部を買うことを想定していなかったのでしょうか。

受付

建物に入るとお馴染みの幕が登場。
この通路が、全国日本酒フェアの東日本ブースと西日本ブースをわける場所になります。

よくある腕に巻くタイプ

さらに奥に行くと鑑評会に出品された日本酒が試せる公開きき酒会のエリアになります。
なお、こちらは日本酒フェアとは別チケットであり、かつ時間がかぶっているので、基本的にはどちらか一つを選んで参加になります。
もしくは時間をずらして両方参加するか、ですね。

公開きき酒会の入口

開場時間になり、いざ入場。
入り口で配られたものはまずはパンフレット。
中身はマップと、各都道府県ブースにおけるテーマの一覧。
英語表記もついています。

そして、吐器がわりの紙コップおよびそれを首からかけられる布製のホルダー。
紙コップはだいたいマクドナルドのLサイズくらいの大きさ。中に吸水ポリマーが入っています。
昨年から導入されたものが続投された形ですね。

ちなみにこのホルダーは持って帰ってよいものです。

会場内にはウォーターサーバーがあり、ご自由にどうぞ、の状況。
その横にゴミ箱があり、プラカップや、水を飲むときに使った紙コップを捨てるゴミ箱があります。

さて、第2部と第3部とはしごするため、長期戦を見越して、「欲張らない」というテーマでまわっていきます。
第2部は西日本ブースからスタート。
知らない日本酒、見たことないスペックのものがわんさかあり、1ブースを2−3種類に留めたとしても、あっという間に2時間は経過します。

西日本ブース
東日本ブース
安定の存在感である三芳菊さんグッズコーナー

また、日本酒の作りに関する資料や、麹のサンプル、歴代の首相が書いた「國酒」の字が飾られています。

基本的には、各ブースにいく→お酒を飲む、の繰り返しです。試飲できるものは販売されているものも多く、持ち帰りを希望する場合は各ブースにてお会計です。
また、ブースによっては酒蔵のシールやTシャツなどのグッズ、今回提供しているお酒のパンフレットやリーフレットなどもあり、片手にはお酒のプラカップ、もう片手は資料系なんて様子もよくある話。
また、福島県のブースでは、インスタをフォローするとカップ酒のプレゼントが。きっちりといただきました。ありがとうございます。
いずれも、参加する時には両手が開けられるスタイルで、ある程度収納力があるカバンやリュック、エコバックなどがあると便利なのは相変わらず。
(ただ、あまりに大きいカバンは周囲の邪魔になってしまうかも)

各回800人という制限人数があり、通行には苦労はないが、ブースの前で人が集中すると、結構な混雑になります。
コロナ禍前の池袋での実施時は、通行も一苦労、ブース前では人をかきわけてお酒をとりに行っていた記憶があります。それと比べれば随分と気楽にまわれます。
男女比は6:4くらい年齢層は、一番多い世代は40-50代でしょうか。
海外の方も結構いらっしゃいましたね。

イベント中及び終了後に、アンケートに答えるとでお猪口もらえます。
これまで紙だったのですが、今回からQRコードになり、終了画面を見せる形で引き換えることになりました。
まぁ紙は入力するのも面倒だし、入力の場所も必要ですし、集計も大変ですしね。。。

飲んだお酒リスト

大分県 ちえびじん 備前雄町 特別純米酒
大分県 薫長 春陽 
鳥取県 千代むすび SORAH
鳥取県 星取 BLACK STAR   大吟醸
鳥取県 星取 RED STAR  普通酒
鳥取県 諏訪泉 八上姫 
福岡県 杜の蔵 二の矢 夏純吟
福岡県 九州藩 残心 特別純米
香川県 小豆島にオリーブの実のなるところ… 純米酒 オリーブ酵母No.18
香川県 ながら、 純米大吟醸 無濾過原酒 オリーブ酵母No.15
香川県 はちはち 小豆島の千枚田でつくったお酒 オリーブ酵母No.23
高知県 土佐鶴 大吟醸原酒
高知県 南 特別純米 別誂
佐賀県 NOGOMI ARATA
佐賀県 幸姫 純米吟醸 RISE
佐賀県 鍋島 純米大吟醸 吉川産山田錦
長崎県 東露 普通酒 原酒
長崎県 白嶽 対馬の酒 純米酒
長崎県 bang 純米酒
熊本県 瑞鷹 菜々    爽酸甘口
島根県 TANE 壱呑屋
島根県 死神
島根県 渦 島根県産山田錦 純米吟醸 五割五部 一度火入
島根県 渦 島根県産佐香錦 純米吟醸 六割 一度火入
広島県 悠星 純米大吟醸
岡山県 御前酒 菩提酛 にごり酒 ライト
山口県 五橋 大吟醸 西都の雫
山口県 錦世界 純米吟醸 穀良都
山口県 長陽福娘 大吟醸 山田錦
山口県 防長鶴 紫 純米大吟醸
山口県 金雀 伝承山廃
徳島県 芳水 踊り特別本醸造
愛媛県 風の里 純米吟醸 和
愛媛県 叶川 特別純米
愛媛県 石鎚 純米大吟醸 さくらひめ
和歌山県 龍神丸 大吟醸 瓶囲い生原酒
奈良県 春鹿 旨口四段仕込
兵庫県 雪彦山 純米吟醸原酒
滋賀県 笑四季 レトロラベル 純米
滋賀県 竹生嶋(ちくぶしま) 純米吟醸 吟吹雪 壺中重星霜 2002酒造年度
鳥取県 千代むすび 純米酒
東京都 多満自慢 純米吟醸 雄町 熟成原酒
東京都 喜正 純米吟醸
埼玉県 文楽 純米吟醸
埼玉県 越生梅林 特別純米
青森県 八鶴 濃醇超辛純米酒 剛酒
青森県 桃川 青天の霹靂 純米大吟醸
福島県 開当男山 純米吟醸
岩手県 南部美人 あわさけスパークリング
山形県 霞城寿(かじょうことぶき) 純米吟醸
秋田県 喜久水 喜一郎の酒 特別純米 低温熟成
新潟県 越乃梅里 純米吟醸
鳥取県 千代むすび 純米吟醸
徳島県 三芳菊 新酒しぼりたて 山田錦純米吟醸無濾過生原酒 限定袋しぼり 6月13日しぼり
佐賀県 七田 夏純 純米酒
佐賀県 天吹 純米吟醸 雄町 ナデシコ酵母 
石川県 能登末廣 純米酒 百万石乃白
石川県 遊穂 純米吟醸酒 百万石乃白
石川県 夢醸(むじょう) 特別純米酒 百万石乃白
石川県 神泉 純吟乃白
福井県 月暈(つきがさ) 純米大吟醸 百万石乃白
福井県 福喜久(ふくきく) 本醸造
福井県 黒龍 感謝ボトル
福井県 雪きらら 純米大吟醸 さかほまれ
福井県 三笑楽 純米酒
福井県 三笑楽 純米吟醸酒
大分県 龍梅 特別純米 生原酒

トータル67種類でした。
到底全部のブースはまわることはできませんし、まわろうとも思いません。
全部まわろうとすると、かなりのスピードでこなしていかないとなりません。そうなるとただただ慌ただしいだけですし。

終わりに

中には、金曜日と土曜日と2日にかけて参加した人、土曜日の全枠参加した人もいたようでした。意気込みが違いますね。
2時間で区切るより、せめて3時間とかにしてもらう方が、もう少しゆったりとまわれるのでしょうか。
参加者としての理想は、入場料が多少高くなってもよいので、10−17時とか通しで開場していて、入退場フリーであることなのですが。
ただ、ブースに立つ人間の負担が大きすぎるのと、なにより、泥酔者続出になりそうですね。

ではでは。


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