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『take(どうすれば自分が得をするか)』しか考えていなくて、『give(どうすれば周りに得をさせられるか)』を考えていない」

2019年1月10日 いわゆる『ブランド』ですね。

おはようございます。

大勢で居酒屋に行って、各々が注文した最後に店員さんから「ご注文を繰り返します」と言われても、「誰も正解を知らねーよ」と思っている西野です。

クラブ活動のFacebookグループが『discord』に移動してザワついておりますが、『今週のキングコング西野』と『ニシノコンサル部』は、双方向のやりとりもありつつ、メインは運営者(田村Pや、武石D)からの一方通行メディアとして機能しているので、そのグループは引き続き残してもいいのかなぁと思っております。

この辺は様子を見つつやらせてください(*^^*)

さて、その『ニシノコンサル』ですが、昨日、年明け一発目の収録がありまして(ブレーンはオリラジ中田君)、いつものごとく面白かったのですが、毎度思うのは、ビジネスにおける、ほとんどの人の悩みが『お金と広告』であるということ。

この辺は『革命のファンファーレ』にも書きましたね。

「どうやってモノを売るか?」

「どうやってサービスを知ってもらうか?」

「どうやって集客をするか?」

やっぱり、ビジネスマンの悩みは『お金と広告』なんです。

このサロンの中にも同じ類の悩みを持たれている方も多いと思います。
それについて、昨日の収録でも少し触れさせてもらったのですが、基本的に、そこで躓いてしまっている人の共通点として「『take(どうすれば自分が得をするか)』しか考えていなくて、『give(どうすれば周りに得をさせられるか)』を考えていない」というのがあります。

新刊『新世界』にも書かせてもらいましたが、これだけエンタメが増えて、インターネットで情報や技術が共有されて、これだけサービスのクオリティーが全員同時に上がってしまうと、お客さんがその商品(サービス)を選ぶ理由は「アイツの店だから(アイツがやってるサービスだから)」しか残らなくなります。

いわゆる『ブランド』ですね。

もう、「アイツ」にならなくちゃ生き残れないわけです。
モノを売りたいのなら、集客をしたいのなら、まずやらなくちゃいけないのは自分が「アイツ」になることで、「アイツ」になるためにやらなくちゃいけないアクションが『give』ですね。
周りを一番勝たせたヤツが一番勝つ世界です。

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実はコッソリやっていた『天才万博』を使った実験の話

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毎年年末に『天才万博』という名のフェスという名の忘年会をやっているのですが(今年もあります。12月26~30日)、そのチケットって、ホームレス小谷が一年間かけて手売りをしているんです。

毎年1月からチケットの手売りをスタートさせて、ヒーヒー言うとるわけですが、ある時、ふと思ったんです。

「あれ? ちょっと待てよ……コレ、12ヶ月間かけてチケットを売るよりも、11ヶ月間はチケットのことは横に置いておいて、人にgiveしまくって、残り1ヶ月でチケットを売った方が売れんじゃね?」

2017年の『天才万博』のキャパは《1500人》で、2018年は《2500人》にキャパのサイズを上げてみたので、実験にはいい機会だと思って、実は2018年は11月過ぎまで、そんなに本気でチケットを売らず、とにかくホームレス小谷はgiveしまくって、残り1ヶ月チョイでチケットを売るようにしてみたところ、面白いことに、そっちの方が売れたんです。

ホームレス小谷にアレやコレやと与えてもらった人達が、「今度はお返しする番だ」と『天才万博』のチケットを買ってくださったわけですね。

なかなか面白い実験でした。

トップセールスマンほど「まず売らない」という話ですね。


売りたい商品のことは常に頭にあるけど、商品の話は、相手が「ところで、それ(商品)は何ですか?」と訊いてくるまでしない。
何かの参考にしていただけると嬉しいです(*^^*)

それでは、今日も一日頑張りましょー!!
 
【お知らせ】
1月12日~14日は『占いフェス』
僕は朝から会場で呑んだくれています。

差し入れの缶ハイボールをお待ちしておりますよ。
缶ハイボールをください。くれ!はやく!

『占いフェス』のチケットはコチラ↓





2019年1月11日 (本当はこんなことに時間を使いたくない)
 

おはようございます。

賃貸の壁に開けちゃった画鋲の穴はティッシュペーパーを詰めて、爪楊枝でツンツンすれば、不動産屋さんにバレないことを知っているキングコング西野です。

さて。
『西野亮廣エンタメ研究所』で毎日更新する記事は、エンタメビジネスの話や、日頃の僕の「気づき」を真ん中に置いているので、本日の記事は僕の本意ではない(本当はこんなことに時間を使いたくない)ことをお伝えした上で、本日の記事をお届けしたいと思います。

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『部活の私物化』の件です。

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部長という立場の人が、西野と関係のない個人的なサークルや自分のオンラインサロンに誘導をかけるというのは、西野亮廣独演会の会場で僕に何の相談もなく勧誘活動が行われているのと同じで「おいおい、オマエが集めた人たちじゃねえだろ?」なわけです。

僕が集めた人たちには僕が責任を負っているのであって、知らないところで知らない勧誘が行われていることは迷惑以外の何者でもありません。


そこで集まったメンバーがいくら「何かあったら自己責任で!」と声を掛け合おうが、成り立ちが『西野亮廣エンタメ研究所(公式)→部活orサークル』となっている以上、そこで問題が起これば、世間的には『西野亮廣エンタメ研究所』の問題になります。

失礼なタクシードライバーが一人いたら、「タクシードライバーってさ~」という話が流布されてしまい、優良タクシードライバーまで迷惑を被る形になってしまう感じっす。

想像してください。
数千人、数万人のコミュニティーというのは、町レベルなので、当然、メンバー間の恋愛トラブルや、金銭トラブルなどもあります。


それが、西野亮廣エンタメ研究所公式グループのメンバーや、西野亮廣エンタメ研究所で募集されたグループのメンバーだったりすると、オンラインサロンの全ての運動が停止してしまって、全然関係のない約2万人のメンバーと西野亮廣のエンタメが、夢が、奪われてしまいます。

同じ趣味の仲間が欲しいならDiscord(非公式)の#なんでも告知や#趣味仲間で1メンバーとして自分の信用で募集をかけてください。


discordはチャット形式なので、チャットの限界はありますし、なにより、同じ趣味を持ったもの同士で集まることは素晴らしいことだと思うし、そこに関しては、運営が口を挟む権限などないと思うので、グループの「成り立ち」だけ守っていただけると嬉しいです。

そして、もう一点だけ、皆さんと共有しておきたいことがあります。

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『自分達は万人規模のコミュニティーに挑戦している』という自覚を持ってネ(^-^)

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ぶっちゃけて言うと、『部活動』のFacebookグループから、discordへのお引っ越しを決めたのはスタッフで、僕個人的には「大ナタを振るったなぁ」と思いました。

Facebookグループからdiscordへのお引っ越しの報告をする田村Pの言い方に対して、「もう少しマイルドに言いません?」的なことも言わせていただきました。

基本、普段は僕の方が口が悪いので、これまで田村Pに対して、そんなことを言ったことは一度もありません。

そこで考えるのは、
「なぜ、大ナタを振るわなくちゃいけなかったんだろう?」
「なぜ、田村Pの口調が荒々しくなっちゃったんだろう?」
です。

人のアクションには必ず理由があるので。
その理由を突き止めなければ、人を理解できないし、人が理解できない人間が『世界を獲るエンタメ』なんぞ作れないと僕は考えています。

「アイツ、○○するなんて、おかしいよ!」と言うのが一番簡単で、想像しなければいけないのは、「どうしてアイツが○○しなければならなかったのか?」です。

地球上からテロを無くす唯一の方法は、テロリストの気持ちに寄り添うことです。
彼らにも彼らの正義があるので。

話を戻しますね。


大ナタを振るわなくちゃいけなかった理由や、田村Pの口調が荒くなった理由を知りたくて、田村Pにいろいろ聞いてみたんです。
すると、耳を疑うような事実がバンバン出てくるんです。

たとえば。
サロンメンバー同士の恋愛のイザコザが発展して、「あんなヤツをサロンに残しておくのは、どうなんですか?」というDMが『西野亮廣エンタメ研究所』を運営している田村Pに届く。

田村Pからすると、「それは知らねーよ」です。

サザンオールスターズのファンクラブに入っている夫婦の離婚問題の責任を、サザンオールスターズの運営がとらされるようなものです。

信じられないかもしれませんが、『公式グループ』を謳うか、『公式感が漂うグループ』である以上、そんなクダラナイDMが田村Pのところに届いて、くわえて“2万人規模のコミュニティー”なので、そんなクダラナイDMが毎日毎日、田村Pのところに届いてしまいます。

DMを送っている側は「自分一人」ですが、DMを送られる側はそうではありません。

なので、くれぐれもDMは控えていただきたいです。

送るなら、レターポットで。

自覚していただきたいのは、「僕たちは万人規模のコミュニティーに挑戦している」ということです。

それは、「数百人規模、数千人規模のコミュニティーでは起こりえない問題と正面から向き合う」ということです。

僕らは、まだ、日本では誰も経験したことがない問題と向き合わねばなりません。
それが面白いと僕は思っています。

数百人規模のコミュニティーなら、わざわざdiscordに引っ越さなくて良かったんだもん!

サロンメンバーの皆様に、とにかく持って欲しいのは、圧倒的な『他者目線』と、サロンメンバーの皆様と共有しておきたいのは『ビジョン』です。

10万人のコミュニティーにして、地球上ではじめて、個のコミュニティーをアマゾンprime化しましょうよ。


僕、入ってきたお金は全額、サロンメンバーと作るエンタメにブチ込むので(サロンメンバーと作る美術館の為に1億3000万円の土地を買ったよ)。

エンタメで世界を獲りにいこう。
その為ね、まずは僕らの一番近くにいるスタッフのことを考えなきゃいけません。


一番身近にいる人間を喜ばせられないヤツが世界を喜ばせられるわけがないんだから。

田村Pのことを大切にしてあげてください(^-^)
僕は、全員を世界に連れていきます。

ただの一人も置いてけぼりにしません。
よろしく。
 
西野亮廣

【追伸】

明日から『占いフェス』が始まるよ。

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普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ