日曜礼拝

日曜礼拝に参加した
親戚にクリスチャンがいることもあり、私はキリスト教の文化や慣習に触れる機会が多かった。今日は礼拝の様子について少し書きたいと思う。その前にまず、教会の建物について。プロテスタントなので教会は簡素なものだ。私の来ている教会は建物の正面のみに装飾が施されており、さながら商店街の看板建築のようだった。玄関に上がると6畳程のホールがあり、その先に礼拝堂入口の木製の古い両開きの扉がある。それを入るとすぐ右手に本棚があり、そこには聖書と賛美歌集が収められている。礼拝堂内でのみ貸し出しているらしい。10時半から礼拝が始まる。まずは皆で賛美歌を歌う。賛美歌というのは600曲ほどもあり、その中から毎週、数曲が選ばれる。なので歌った事のある曲にはなかなか巡り合わない。(完全にランダムに選曲しているのではないだろうけど)楽譜が読めないと苦労するかと言うとそうでもない。伴奏の人が弾き語りをしてくれるからだ。ちなみに教会にはグランドピアノが置いてあることが多い。ギターがあることもある。歌が終わると牧師さんのお話(主に近況報告)があり、ここでアットホームな雰囲気になる。それも終わると、聖書を読みながら牧師さんの説教を受ける。聖書のそんなに長くないある箇所を深く掘り下げていく感じかな。その後はお祈りをする。けっこう長い。皆目を瞑る。それが終わると献金がある。方法は帽子に入れたり、予め封筒が配られ、それに入れたりする。献金額の上限・下限は無いが、大体みんな1000円札を入れる。相場はお賽銭の100~200倍ほどか。100円以下だと気まずい思いをするかも。だが、他の参加者たちはそれについて特に何も思っていない。ちなみに私は献金のことがすっかり頭から抜け落ちており、この日は財布を持参するのを忘れてしまった!その後、聖体拝領といって、みんなでパン(サイコロ大の切れ端からクッキーのようなものまで様々)を食べ、お猪口より小さなコップでぶどうジュースを飲む。これは洗礼を受けた人しか食べられない。私はダメ。最後に賛美歌を歌って終わり。最後の曲だけは毎回同じ。ざっとこんな感じでしょうか。キリスト教に興味がある方の参考になればと思います。

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