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黄金の3日間(2日目)①

黄金の3日間の2日目について話します。

初日にすべきことを確認されたい方は過去の記事に書いてあります。

では、2日目のテーマは

「システムをつくる」

2年目以降の先生方なら「なるほどね」と思われるでしょうけど、これから教諭を目指されたり、初任の方は分かっているようで分かっていません。

もはや、初任の方の難所と言えるでしょう。

いいですか

「システムをつくる」=超具体的

なんです。

ありそうな例を出してみます。

(例)給食指導

ある先生は4時間目の学活に給食の当番表を子どもと確認しました。誰が牛乳やおかず、ご飯を運ぶか子どもは理解してます。

4時間目が終わりました。

準備時間、当番以外の子どもは席を立っておしゃべりをし、当番の子どもはせっせと準備をしているように見えます。

気の利いた子どもが先生の所にやって来て言いました。

太郎「先生どこに並んだらいいですか?」

先生「廊下に2列で並んで下さい」

先生の指示に従い、何人かは給食当番は廊下に並びました。

ボーッとしている子どもが先生の前にいます。

先生「なんの当番ですか?」

次郎「牛乳です」

先生は次郎君を列の先頭に案内します。

教室では、当番ではない子どもが席を立ち、おしゃべりをしています。

まだ、当番が揃っていません。

先生「当番は早く並びなさい!」

トイレからもどってくる子どもがいます。

先生「三郎くんは、当番ですか?」

三郎「はい」

先生「急いで並びなさい!」

大きな声で指示をします。

三郎は慌てて準備を始めます。

しかし、やっぱり人数がたりません。

業を煮やした先生は当番表を確認しに行きます。

当番表と見比べながら誰がいないかを確認していきます。

当番の子ども同士でおしゃべりしながらまっています。

四郎がいないことに気づき、教室でボーッとしている四郎に……

先生「何をしているんだ!」

四郎「エプロンを忘れました……」

先生は溜息をつき

先生「先生が四郎さんの代わりをします。当番さん。出発します」

と言って、当番を給食室へ連れて行きました。

(解説)給食指導

実体験では?と思えるようないい例ができました(笑)

0点の解答と言えるでしょう。

例から分かるように、ただ当番を決めるだけでは不十分です。

◻︎待つ人は何をして待つのか?
◻︎何分で並ぶのか?
◻︎エプロンやマスクを忘れた人はどうするのか?
◻︎どこに並ぶのか?
◻︎牛乳、おかず、ご飯、デザートなどの当番はどの順番で並ぶのか?

などなど具体的に決めなければなりません。

「システムをつくる」=超具体的

分かっていただけたでしょうか?

では、どのようにシステムを作っていくか書いていきたいのですが疲れたのでここまでにします。

ご覧いただきありがとうございました。

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