黄金の三日間(2日目)④
今日は掃除のシステムになります。
道徳の教材に「わらってそうじ」というのがありますが、現場で要求されるのは黙って掃除でしょう。
黙って掃除をするために必要なことは
仕事の細分化
掃除当番表に多いのがルーレット形式です。
力量のある先生方には問題はないでしょうが普通の先生方には敷居の高い当番表になります。
例えば、トイレ掃除。
密閉された空間であり、弱肉強食の温床です。
久しぶりに来てみたら力のある子がずっとホウキ掃除ばかりしていて、他の子が雑巾、ブラシばかりしているなんてのはよくあること。
ひどい時には、1人が雑巾、他全員はホウキなんてこともあります。
そのためには、
○○さんと○○さんがホウキ
○○さんと○○さんが雑巾
と一人ひとりに役割分担をすることが重要です。
バケツを持ってくる人や片付ける人なども指定しておきましょう。
掃除を一生懸命する教師アリ?ナシ?
だいたい、掃除時間中に、一生懸命雑巾がけする教師が1人ぐらいいるものです。
それでなくても、教師用のホウキで掃除する先生も多いでしょう。
モデルを示すという意味があるのでしょうが、私からすれば子供の仕事を無意識に奪っています。
教師の仕事は評価することだと思います。
よくできていれば
「○○さん、コの字拭きが上手だね」
と称賛し
サボっていれば
「○○さん、黙ってやりなさい」
と叱りましょう。
掃除の仕方
新しく増えた掃除場所だけでなく、教室掃除も含まれます。
一年生でもないのに掃除の仕方を教えないといけないの?
甘いです。
よく考えて下さい。
持ち上がりならまだしも、学級編成後は2クラス以上から編成されています。
当然、それぞれのクラスで掃除の仕方は異なります。
号車ごとに掃除するクラスもあれば
全体で掃除するクラスもあります。
列車拭きさせるクラスもあれば
汚れた箇所を徹底的に拭かせるクラスもあります。
故にリニューアルしなければなりません。
疲れたので終わります。また次回!
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