【雑談①】かけ算の順序
今日は雑談になります。
かけ算の順序について書きますね。
まずは、皆さんこの問題を解いてみましょう。
皿が3枚あります。
1皿にだんごを2このせます。
だんごは全部で何こありますか。
答えは「3×2=6」ではなく、「2×3=6」なんです。
かけ算の順序問題といって結構有名な話なんです。
僕は正直、順序通りじゃなくてもいいと思ってはいます(笑)
しかし、現行の教科書では、しっかり順序通り立式するよう書かれていると思います。
順序通り解くのが苦手な子どもはたくさんいます。
しかし、学校現場では……
ある先生は
A先生「1つ分の数×いくつ分でしょ。文章を読み取る力が足りていませんね」
指導力のなさを棚に上げて、子どものせいにしています。50点です。
ある先生は
B先生「どっちでもいいんだよ〜」
両方を正解にし、説明を放棄してしまいます。0点です。
では、僕なりの指導法を書いていきます。
かけ算の順序
先頭の数(かけられる数)と答えの単位を同じにさせます。
先程の問題を例にして見てみます。
皿が3枚あります。
1皿にだんごを2このせます。
だんごは全部で何こありますか。
まず、答えの単位に着目させます。
先生「答えの単位は何になりますか?」
太郎「こです」
先生「この問題で単位が個なのはだんごですか?皿ですか?」
太郎「だんごです」
先生「だから、だんごの数が先頭の数になります」
2(個)×3(枚)=6(個)
先生「なぜ、3×2=6ではないかわかりますか」
3(枚)×2(個)=6(個)
太郎「先頭の単位と答えの単位が違うからです」
こんな感じです。ちなみに先頭の数って言ってるのは3口の乗法になっても混乱しないようわかりやすくいっています。
「1つ分の数×いくつ分」では分かっているけど、問題は解けません。
算数では、理屈は理屈。解き方は解き方で分けて教えてあげないといけないと思っています。
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