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【社会学に関する今日の学び】院生/修士生ライフブログDay14 (4月17日)

こんばんは、たまひなです。

今日は、院生経験者の先輩がnoteでおススメしてくださっていた『質的社会調査の方法』という本を読んでいましたでいました。まだ序章ですが、社会学の調査として使われる手法、「量的調査」、「質的調査」についてをざっくり知りました。

「量的調査」、「質的調査」について

今まで、「量的調査」、「質的調査」の意味を分からずに、大学の講義を聞いていたことが悔やまれました。

★数字に基づく、データ・・・量的データ(統計、アンケートなど)
量的データに基づく調査・・量的調査

★数字以外のデータ・・・・・質的データ(フィールドワーク、参与観察、生活史調査、歴史的資料、映画、音楽など)
質的調査に基づく調査・・質的調査

これを理解しただけでも、大学での授業を振り返って、各々の教授の研究していることにもっと興味を持ちました。

あのインドのヒジュラについて研究していた教授はフィールドワークを基にしていたから、質的調査だったんだなとか、家族論を教えてくれた教授は、統計を使って見せてくれたから、量的調査で研究していたんだなとか。

大学生に入ってこういうことをすぐに、知りたかったな~。

言葉、語彙力は人の思考を形作るものなので、この「量的調査」、「質的知調査」の二つの言葉が、もし私の頭に、学部生時代にあったら、きっともっと、研究するということについて、考えることができていたかもしれません。

社会学の場合は、特に曖昧なものを対象とするので、手法にこだわりを持って進めなきゃいけないなと気づきました。

「私たちの調査対象は、『社会』や『人間』だからです。社会はつねに変化し動き続けていて、その大きさも色も成分もはっきりしません。そして、人間が語る言葉は、多様で複雑で、ときには間違い、嘘、秘密などが含まれていることもあります。また社会学者も社会の一部ですから、社会学者が観察して調査したことによって、社会の側が変化してしまう場合もあります」(p7)

社会学研究の意味

また、個人的に出会いたかった文に出会えたなと感じた文が出てきたので史掲載させていただきます。

社会学の研究の意味って何だろう?という疑問に対して、しっくりきた文章でした。

「社会学、特に社会学の、もっとも重要な目的は、私たちとは縁のない人々の『一見すると』不合理な行為の背後にある『他者の合理性』を、誰にも分かるかたちで記述し、説明し、解釈することにあります」(p29)


まだ、世の中に理解されていない、人々の行為に迫るものなのかな。
どんなことが、まだ解明されていないんだろう。探したいな。


もう、金曜ですね。今週もお疲れ様でした!
また月曜日にお会いしましょう!!

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