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パリ五輪バスケ日本! フランス戦も凄かったが、実はブラジル戦も凄い!

パリオリンピック!

バスケットボール男子日本代表は、大躍進しました!

改めてスタッツなどを見たら、ブラジル戦は、フランス戦と同様に凄い気がしたので、記事を書きます。

神がかり的ブラジル

ブラジル戦は、結果的に18点差で敗退しましたが、内容的には大健闘なのです。

ブラジルの3Pシュートの成功率は、60.7%!
これは、とてつもなく凄い数字なのです。

バスケのシュート成功率には、一般的な基準があります。
2P成功率50%
3P成功率40%
これを超えれば、良い選手!

上記は、個人の基準です。
チーム全体で、40%越えとなると、さらに素晴らしいという事です。

男子日本代表も、3P成功率40%を一つの基準にしています。
実際、延長までもつれたフランス戦は、3P成功率43.2%でした。

そんな中、(どちらのチームも)この一戦にグループリーグ突破がかかっている大一番であるにも関わらず!

ブラジルは、3P成功率60.7%!

勝負強すぎると言うか、神がかっていると言うか…。
一個人ならあり得る数字ですけど、チーム全体で61%ぐらいと言うのは、めったにない事だと思います。
相当、ディフェンスがゆるい試合か、長いシーズンゲームの中の一試合でもない限り。

相手チームの3P成功率が60.7%もあったら…。
しかも実力的に格上ですから、大差がつくのが普通です。

しかし、現在の日本代表は違いました!

実は日本も凄かった!

この試合、日本の3P成功率は39%!
目標にしている40%に近い数字です。
もう一度言いますが、この試合は、グループリーグ突破がかかった大事な試合です。
大一番に弱いと言われる日本人が、しっかり目標を達成していたのです。

試合自体も、3Qを終わったところで!
日本 73 - 77 ブラジル
ブラジルの3P成功率が驚愕の数字であるにも関わらず、接戦です。

本当に、日本は強くなりました!

4Qに日本の課題が!

しかし、4Qに入って、ブラジルがディフェンスの強度を上げてきたところで、日本は力尽きました。

どちらのチームも、グループリーグを突破するには、できるだけ点差をつけて勝つ必要があります。
ブラジルは、点差をつけるために、ディフェンスの強度を上げ、ここから18点差をつけました。

終盤4Qでの、ブラジルのディフェンスは見事でした。
私は、ディフェンスが一番好きなので、この試合で、もっとも盛り上がった瞬間です。
(日本を応援していますが、基本的にバスケ自体が好きで、特にディフェンスが好きなので、敵味方問わず、いいディフェンスに出会うと、嬉しいのです)

日本も、3P成功率39%で、大健闘だったのですが、ブラジルがそれを上回った試合でした。
ブラジル、本当にお見事です!

さて、4Qのブラジルの厳しいディフェンス!
残念ながら、この時点では、日本には、対抗できるだけの体力がなかったように思われます。
そして、これが、日本の今後の課題でもあると思います。

日本は、主力選手と控え選手に力の差があるので、どうしても主力選手の出場時間が多くなります。
結果的に、主力に疲労がたまり、試合を重ねて、終盤になればなるほど、足が動かなくなります。

主力選手を安心して休ませる時間を作れるぐらいの、頼れる控えメンバーが、出来るだけたくさん必要です。

日本代表の未来は明るい!

上記の通り、選手層を厚くしたい!
多くのバスケファンが思っている事です。

現在の若い選手達を見ると、将来の可能性を感じます。
今回の代表選考メンバーでもあった山ノ内勇登選手をはじめ、有望な若い選手達がたくさんいるようです。
背が高い選手も多いようですね。

3P多用の影響でスペースが広くなり、小さな選手が動きやすくなったとは言え、それでもやはり、背が高い方が有利なのは変わりません。

次のワールドカップ、そして、次のオリンピック!
将来的には、スターターを誰にするか迷うぐらいに、選手層が厚くなるとイイですね。



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