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2022年よく読んだおすすめ絵本(未就学児向け)


絵本の読み聞かせを意識的にしています。

・コミュニケーションツール
・語彙を増やす
・想像する力を鍛える など

絵本を読む目的はいろいろありますが、読んでいくうちにだんだんと私自身も絵本の世界にはまり、いまはあまり目的を意識せず面白いものを探して読むようになりました。

今日は、今年我が家が読んで特別気に入った絵本たちをご紹介したいと思います。


2022年前半 仲川道子さん
・パオちゃんシリーズ
・10ぴきのかえるシリーズ(※作  間所ひさこ)
・いきものシリーズ

仲川道子作品は、題材が日常生活における身近な出来事なので、子どもが物語をイメージしやすく大変読みやすかったです。上半期はずーっと繰り返し仲川作品を読んでいました。


2022年後半 ふくざわゆみこ さん
・ぎょうれつのできるシリーズ
・モモンガのはいたつやさんシリーズ
・その他

ふくざわゆみこ作品は、かわいい動物が食べ物屋さんを開いたり、モモンガさんが荷物の配達をしたり、現実にはありえないけれど「こんなことあったら面白いよね」っていうお話が盛り沢山です。

我が家が今まで読んでいたものに比べてお話が長めで、どの作品も絵本を読み終えるまでに5分以上かかるのですが、文章が多少長くてもコマ割りが絶妙かつお話が面白いので、じっと聞いていてくれます。ふくざわさんの言葉選びが私は好きです。
今年はふくざわゆみこ作品のおかげで、文章を聞かせるタイプの絵本に進むことができましたし、子どもたちの集中力が鍛えられました。



2022年(通年) 島田ゆか
・バムとケロシリーズ
・ガラゴシリーズ

かわいい動物たちが日常を楽しむ様子が鮮明に描かれており、読む度に毎回新しい発見があります。これはもう作品の完成度が高いというか、もはや完璧すぎて……!!

登場するキャラクターたちには性別がないし、家族/親子が出てこないし、失敗しても誰も怒らず淡々と対処してすごく平和。安心して読める絵本です。

バムとケロもガラゴも以前からずっと好んで読み続けており、今年もやっぱり沢山読みました。何度も何度も読める絵本の力たるや。本当に素晴らしい作品だなと毎回思います。




< 私のおすすめ >

『いそがしいよる』 さとうわきこ

自分の幸せや快楽に忠実で、自分の幸せためなら何でもする働き者のばばばあちゃん。
昔からあるばばばあちゃんシリーズはどれも大好きなのですが、中でもお気に入りなのがこの作品です。
星空が綺麗な日の夜、ばばばあちゃんが夜空を快適に眺めようと家の中のものを何から何まで出してしまいます。その発想の豊かさと、自分の幸せのためなら何でもしてしまうガッツと貪欲さがたまりません。


『おとがいっぱい』 たちもとみちこ

かわいい動物たちの一日を通して、日常にあるオノマトペを楽しく学べる絵本です。
動物の絵にオノマトペが添えて描かれているため、読み手の補足が必要となり、それが会話に繋がります。
読むのは大変ですか、絵本を通してコミュニケーションを積極的に取ることのできる素晴らしい作品です。数年前に図書館で発見し、この絵本に魅了されて購入しました。絵も素敵です。






私は今年一年の目標に『笑』を掲げていました。
子どもたちを笑顔にしたい、一緒に笑い合いたいという意味を込めて『笑』です。

卒園、入学、入園、療育、放デイなど思い返してみると、泣いたり笑ったり怒ったり落ち込んだり山あり谷ありな一年でしたが、そんな中でも『笑』を追いかけ、子どもたちの笑顔とともに楽しく過ごせた一年となりました。
この一年結構しんどかったはずなのに、辛かったことは意外と忘れているもので、楽しかった記憶が強く残っています。

今年は、97才の私の父方の祖母が亡くなった年でもありました。
もうこれで私には「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼べる人はいません。

祖母の死は私にとって強烈でした。
祖母が80過ぎまで内職して働き続けたこと、晩年足腰が弱るまで白髪を黒染めしていたこと、排泄行為を他人に任せず最後まで自分で行おうとしていたこと、お金をコツコツ貯蓄して残されたものが困らないようにしていたことなど、祖母の死をきっかけにその生き様から< 自立 /与える側になった自分 /人生100年時代 >についてより強く意識するようになりました。


来年の目標は『礎』。
『笑』を基盤に、徹底した生活の基礎固め。
凡事徹底です。

長男も次男も今年一年成長し、指示が通りにくい状態から二人とも脱して説明すれば分かる状態にまでようやくきたため、来年は(私も含め)基礎固めの年にしたいと思います。



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