トップ営業マンのオーラの正体 - 結果を出し続ける人の共通点
こんにちは、営業コンサルタントのダイキです。
今回は「トップ営業マンのオーラ」についてお話しします。
私が新卒でIT企業に入社し、その後営業の世界に飛び込んだ頃を思い出すと、ある種の「オーラ」を放つ人たちがいました。彼らは会社のトップセールスであり、周りとは明らかに違う雰囲気を醸し出していたのです。
でも、このオーラの正体は一体何なのでしょうか?
結論から言うと、オーラの正体は「結果を出し続けること」に尽きます。
私が大手営業会社で働いていた時、エグゼクティブと呼ばれる上位層の営業マンが3人いました。彼らは全国トップクラスの実績を持つ凄腕セールスマンでした。正直、新人だった私には近寄りがたい存在でした。
しかし、3年目になって自分も結果を出せるようになると、周りの反応が変わってきたのです。新入社員から「ダイキさんは怖かったです」と言われるようになりました。私自身は特に意識していなかったのですが、結果を出し始めたことで自然とオーラのようなものが出てきたのでしょう。
このことから、オーラは意図的に作り出すものではなく、結果を出し続けることで自然と身につくものだと気づきました。
では、なぜ結果を出すとオーラが出てくるのでしょうか?
自信が溢れ出る
結果を出すことで、自然と自信がつきます。その自信が態度や振る舞いに表れ、周囲に「この人は何か違う」と感じさせるのです。周囲の態度が変わる
結果を出す人には、周りが自然と敬意を払うようになります。その反応が、さらにその人のオーラを強めることになります。経験値の蓄積
数多くの成功体験を積むことで、様々な状況に対応できる力が身につきます。この余裕が、オーラとして外に滲み出るのです。集中力の高さ
トップセールスは常に高い目標を持ち、そこに向かって集中しています。この強い意志が、周囲に「オーラ」として感じられるのかもしれません。独特の存在感
結果を出す人は、組織の中で特別な存在になります。その希少性が、オーラとして認識されるのでしょう。
しかし、ここで注意したいのは、オーラは結果の副産物であって、目的ではないということです。オーラを作ろうとして、高級時計を身につけたり、強引な態度を取ったりしても意味がありません。それどころか、逆効果になる可能性すらあります。
大切なのは、地道に結果を出し続けること。そうすれば、自然とオーラは身についてくるはずです。
とはいえ、まだ結果が出ていない段階でも、少しでもオーラのある人に見せる方法はあります。
自信のある姿勢を意識する
パワーポーズという概念をご存知でしょうか。堂々とした姿勢を取ることで、脳に自信があると錯覚させる方法です。商談前に5分程度、両手を腰に当てて胸を張るなど、大きな姿勢を取ってみてください。動作をゆっくりにする
統計的に、動きがゆっくりな人の方が信頼感が高いとされています。意識して少しゆっくり動くことで、落ち着いた印象を与えられます。前髪を上げる
意外かもしれませんが、おでこを出すことで自信がある印象を与えられます。髪型を少し変えるだけで、印象が大きく変わる可能性があります。
ただし、これらはあくまで補助的なものです。本質的なオーラは、やはり結果を出し続けることでしか得られません。
最後に、私の経験から言えることは、オーラは意識しすぎない方が良いということです。オーラを意識しすぎると、逆に不自然な印象を与えかねません。
むしろ、日々の業務に真摯に向き合い、一つ一つの商談に全力を尽くすこと。そして、常に学び、成長し続けること。そうすれば、いつの日か周りから「あの人、オーラがある」と言われる日が来るはずです。
結果を出し続ける。これこそが、トップ営業マンのオーラの正体なのです。
皆さんも、日々の努力を積み重ね、自然と溢れ出るオーラを身につけていってください。
それでは、また次回のメルマガでお会いしましょう。
営業コンサルタント ダイキ