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自家製ドライフラワーでドライリースを作りました♪

これ、昨年作ったドライリースです。昨年3月からの在宅勤務を期に自宅に花を飾るようになったので、秋に入りふと思いたってクリスマスリースを作ろうと考えたのがそもそもの始まりでした。

それ以前はたまにしか花を生けず、自分で花を組み合わせる自信もなく、考えることがむしろ面倒に思えたので、春から秋の始めまではお花のサブスクを利用していました。でも花を飾ることに慣れてしまうと、近所のお花屋さんで売っているブーケとの質の違いに気づき、送料や手間賃が明らかに割高なので、サブスクを止め駅前の花屋さんでブーケを買うようになりました。

駅前には3軒花屋さんがありましたが、その中でも価格とセンスのバランスのいいあるお店が私の行きつけになりました。秋も深まる頃「このままドライフラワーになります」とPOPのついた1350円程度のブーケが。それを見て「よし!」と思い立ったのがリースづくりへの第一歩でした。

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ドライリースの作り方はおろか、フラワーアレンジメントも習ったことがなく、ドライフラワー作りも初めて。行きつけの花屋さんで買ったブーケはセンニチコウ、ケイトウ、エリンジウム、ユーカリの葉という組み合わせでした。「ほかにドライフラワーになる花はないのか?」とネットで調べると、この3つ以外に、スターチス、ハイブリッドスターチス、そして花の女王である薔薇もドライフラワー向きであることがわかりました。

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とはいえ薔薇を何本も買うほどの財力はないので、食品スーパーの地下にある別の花屋さんで割安なミニバラのブーケを買い、洗濯用のピンチでさかさまに吊るして乾かしました。そして、ベランダで育てているローズマリーの枝をいくつか切って、円形にしなうような形で縛り、これも洗濯用のピンチで吊るして乾燥させます。こうして2週間ほど放置したものを使ったのが、前回紹介した自己流の「クリスマスリース」です。

結構うまくできたよな!と自信満々になりましたが、久しぶりに出向いた紀伊国屋書店で「ドライフラワーでつくる大人可愛い季節のリースとアレンジメント」という本に出会い、買って読んでみると、愕然としました。

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本物のドライリースの迫力と美しさと言ったら!自己流で作ったクリスマスリースがちょっと恥ずかしくなり、私も本格的な花だけのリースを作りたい、と再度ドライフラワー仕込みをはじめ、ワイヤーなどの材料も本に従って買いなおしました。本の指導に沿ってできるだけ真面目に、でも材料の制約を加味して自己流の部分も残しながら作ったのが今回のドライリースです。途中で自家製のドライフラワーが足りなくなり、スーパーの花屋さんで出来合いのドライフラワーを買ってきて足しました。自家製ドライフラワーの割合はだいたい70-80%です。写真で言えば左半分に買ってきたドライフラワーが混じっています。それでもスターチスやハイブリッドスターチスの部分は自家製なので、自分としては初めてのわりに「よくできました」だと思っています。

所要時間ですが、土日を使って述べ8-10時間はかかったでしょうか?やはり初めてということもあり、リース用のワイヤーやフローラテープの扱い、異なる花同士の配置、ボロボロ落ちる葉や花をどうするか、というところが結構大変ではありました。でもできた時の満足感は「うぉー」と叫びたくなるほど。上にあしらったリボンがやや歪んでますが、そこもご愛敬。新年になってもしばらく飾って自己満足に浸りま~す。(終わり)


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