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【5月病を防ぐ】後悔しない20代のキャリアプランの作り方【後編】

こんばんは!CURVA株式会社の坂口です。
先週に続き、後編を書きました!
前編は、目標を作ろう・得意なものを見つけようの2つを中心に書きましたが、後編は転職・副業について書いていきます!
今後のキャリアに悩む25~29歳くらいの方に向けて書きましたので、是非チェックしてください。

若いうちに転職しよう

まず、簡単に私のキャリアを記載します。

16歳:家庭の事情で高校に行かずにとび職など合計3社で働く。
20歳:先輩のテレアポ会社など複数事業の立ち上げを手伝う。
23歳:TVで見たマーケティングの仕事が面白そうだと思って、その場でエン転職で応募。人生で初めて履歴書を書いて望む。面接に受かったのでマーケティングの世界へ。
24歳:1年間学んだので別の領域にチャレンジしたくて転職する。
25歳:独立してフリーランスになる。年収が10倍くらいに増える。
26歳:上場企業子会社の役員になる。人生で最も働きまくる。
29歳:CURVA株式会社を創業する。

16歳から社会人として働き始めたこともあって、30歳にして職場は9社目です。(独立含め)ここまで極端な人は中々いないと思いますw

結論、若いうちから積極的に転職をする方が良いと思っています。もちろん、自分自身が転職が多いからバイアスがかかっている部分もありますが、こんなに転職をしなければ、自分にチャンスが巡ってきていないです。
間違いなく今の自分の立場はないと言い切れます。

転職リスクの考え方

とはいえ、「転職にはリスクが・・・」と心配する人もいるでしょう。
そんな方は、まず「転職におけるリスク」とは何か定義しましょう。
エン転職が2020年4月に実施したアンケート調査によると下記のようなリスクを考えている方が多いです。

出典:エン転職:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/22383.html

「思っていた仕事内容と違う」が圧倒的な1位で、「人間関係がうまく築けない」「会社・社風に馴染めない」などの理由が続きます。

これらの人に共通するのが「変化を嫌う」ことです。
変化を嫌って、安定を求めることは、周りが成長している以上、停滞ではなく後退です。成長したいなら、変化を恐れず前に進みましょう。

おすすめしない転職方法

ただし、何が何でも転職しようと言っている訳ではないです。場合によっては、転職しない方が良いケースもあります。

①1年未満の転職

大前提として「転職をすること」を目的にしてはいけません。
現在の職場で成長が頭打ちになっている→別の環境にチャレンジして成長するために転職する。という流れが良い転職だと思います。

と考えたときに、1年未満で成長が頭打ちになることはほぼありません。
あまりにも短いのに転職したいという気持ちになった時には、その環境から逃げたいだけではないか?と自問自答してみてください。
※もちろん、パワハラとかいじめとかの場合は除きます。

②給与優先の転職

もう1つおすすめしないのが、給与優先の転職です。
勘違いしてほしくないのは、給与を上げることがダメというわけではありません。経験よりも、給与を優先してしまうことが良くないということです。

20代の時に、転職で上げられる給与なんてたかが知れています。そもそも、20代は種を巻いている時期なので、収穫するのは時期尚早です。3、40代以降に大きな果実を得るために、経験という栄養を蓄えましょう。

例えば、26歳の時に前職の役員に就任した時、ぶっちゃけ個人の収入は半分以下に減りました。ですが、得られる経験を優先していたので、まったく気にしていませんでしたし、今でもその決断は間違っていないと思っています。あくまでも20代のうちは、経験>>>>>給与です。

転職サイトに登録

前編にも書きましたが、「若い、20代」というのは、二度と変えないプラチナチケットです。特に若くして成功したい、成長したいと思っている人は、今すぐに転職活動をしないまでも、転職サイトに登録しておいて、マーケットと自分の価値、進むべき方向性を把握しておくことをおすすめします。

副業が若手におすすめできない3つの理由

次に、副業についてです。
結論、個人的に若手に副業はおすすめできません。

①副業はスキルの切り売り

その理由は「副業=スキルの切り売り」だからです。
例えば、あなたが広告代理店で広告運用を3年やっていて、副業で広告運用案件を探すとしましょう。
※これは倫理的にNGなはずなのに、やっている人がかなり多い…

あなたの競合になるのは、独立している、もしくは他の代理店の自分よりもスキルが高く、稼働可能時間が多い広告運用者です。

つまり、若手のうちはスキルが競合と比べて低いので、スキルの切り売りには向いていないということです。

②AIに代替される

「じゃあスキルで戦わないために、報酬が低い案件や簡単な作業から副業を始めよう」と思っている方、辞めておきましょう。

今は、大AI時代です。スキルの不要な仕事はどんどんAIに代替されていきます。作業スピード、正確性が圧倒的に高いAI相手に戦うには、報酬をAIよりも下げるくらいしか勝ち目がありません。しかし、限界が来ますし、何より先がないので辞めておきましょう。

③成長機会の損失

何よりも大きいのが、成長機会の損失です。正社員の場合、若いうちは、成長のためにチャレンジを多く与えてくれ、多少の失敗は大目に見てくれるでしょう。

ただ、副業の場合、当然求められるのは成果です。成果を出せなければ切られるだけです。

転職編でも書きましたが、あくまでも20代のうちは、経験>>>>>給与(報酬)です。
あなたはそれでも、目先のお金のために、成長機会を捨てますか?

結果生まれる中途半端人材

また、成長において重要な要素が「責任」です。
本来どんな仕事でも責任が発生しますが、副業の場合は責任感を感じにくいのか、正直、副業人材で責任感のある方は、ほとんど見たことがないです。

構造上、どうしても本業優先になりがちですし、そもそも空いている時間で副収入目的の方が多いためです。

一方、本業で責任を背負ってバリバリやっている方は、成長速度が全く違いますので、差は広がるばかりです。

まとめ

・若いうちから転職しよう
→転職リスク?そもそも世の中にリスクのないことなどない
→成長したいなら変化を恐れず前進しよう
→ただし、「1年未満の転職」と「給与目的の転職」はおすすめしない

・若手に副業はおすすめしない
→副業はスキルの切り売り、スキルのない若手には不利
→安い仕事、簡単な作業もAIに代替される
→何よりも目先のお金で成長機会の損失はもったいない

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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