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成果を出せる業務委託チームの組成方法

こんばんは!CURVA株式会社の坂口です。
気が付けばもう6月。一期目の決算月です。本当に色んな事にチャレンジして、たくさん失敗したけど、それでも想定よりも良い数字を出せそうです。今月か来月でしっかりと今期の振り返りを行おうと思います。

さて、今回は業務委託のチーム組成についての内容です。
弊社は正社員0で、業務委託やパートナーの方と合わせて大体30名程度でプロジェクトを回しております。そんな自分だからこそ話せるテーマだと思っています。

日本の労働人口は今後間違いなく減るので、正社員の数も減るでしょう。正社員だとしても、副業当たり前になると思うので、「社員だから100%コミットしろ!」というやり方では今後上手くいかなくなると思っています。
今のチームに満足が行っていない人、今後チーム組成を考えている人は是非、読んでみてください。

正社員と業務委託のメリット・デメリット

まず、正社員と業務委託とでそれぞれのメリデメをまとめます。

正社員のメリット
①一定の稼働時間を確保できる
②会社という組織して成長できる
③同じ空間にいるとコミュニケーションを取りやすい

正社員のデメリット
①採用・教育・社保などにかかる費用負担が高い
②仕事ができない社員だったとしても解雇し辛い
③人間関係で問題が起きやすい

業務委託のメリット
①正社員では採用できないような優秀な人材に依頼できる
②仕事ができなかったとしても解雇しやすい
③自分の収入に直結するのでモチベーションが高いことが多い

業務委託のデメリット
①優秀な人材を見つけにくい(当たり外れが多い)
②リモート前提のコミュニケーションになることが多い
③会社にナレッジが溜まりにくい

簡単にまとめるとこんなところでしょうか。もちろん、何事にもメリデメはありますし、それぞれの企業にあった人材を選択すればよいと思います。

因みに私が、業務委託のみでチームを組成しているのは
①正社員では採用できないような優秀な人材に依頼できる
②仕事ができなかったとしても解雇しやすい

上記2つのメリットが主な理由です。

参考にすべきチーム

業務委託でチームを作る時に、まず世界で一番強いチームを作っているのはどこか考えました。私はサッカーが好きなので、好きなチームであるマンチェスター・シティがまず浮かびました。

マンチェスター・シティは今年、プレミアリーグとFA杯の2冠を達成し、今週末に初のチャンピオンズリーグ優勝をかけて戦う、今シーズン最も強いチームと言って良いでしょう。

そんなマンチェスターシティが他のチームと異なる点は何でしょう?たくさんありますが、私が思うに個人よりチームを優先するところだと思います。
他のチームと比べて規律に厳しく、チームにマイナスをもたらすような選手は、例え昨シーズンMVP級の活躍をしていても、ローンに出したりします。
(カンセロさん・・・)

監督・選手・スタッフのほとんどが業務委託契約で結果を出せなければクビになってしまう厳しい世界で、各々がエゴを抑えてチームのためにまとまるのは簡単なことではありません。

仕組みとルールを構築する

会社組織でも同じだとは思いますが、チーム組成では仕組みとルールが最も重要です。

このうち、まずは仕組みづくりに着手しなければいけません。
仕組みが上手くいっていないチームが上手くいくことはありません。

ミスを防ぐという項目1つとっても、まずチェックフロー(仕組み)から作成するのであって、何時にチェックするなどのルールは仕組みに合わせて可変させていかなければいけません。

つまり、仕組みありきのルールなので、一度決まったルールでも、仕組みが変わったり、上手くいかない時には一から作り直さなければいけません。ここを勘違いしてルールから作ったり、ルールに固執する人が多いので要注意です。

業務委託チームが上手く回る仕組みを作るには、利益相反の仕組みにしないというのが重要です。業務委託はあくまでも特定の業務を委託しているので、正社員と違い、基本的に契約外の業務は行いません。

ですが、業務上はどうしてもイレギュラーが起きてしまうものなのでその度に杓子定規にやられていては事業が回りません。

じゃあどうすればいいかでいうと、イレギュラーの対応をした方が得。あるいはしないと損するという仕組みにすれば良いです。

前者の場合は、例えば固定費での支払いではなく売上連動のレベニューシェアにするなど、やればやるほど自分の収益に繋がるというパターンです。
この時のポイントとしては、チーム全員この形態にするとそれはそれでうまく回らないので、チーム中で優秀で裁量の大きい人にだけこの仕組みにして、それ以外の作業的なものは時給にするなど構成を調整する必要があります。

後者の場合は、例えば同じ業務を1人ではなく、2人に任せます。競争原理が働き、相手よりも貢献度が低いと契約解除になる恐れがあるので、頑張るというものです。業務委託契約ならではのやり方で、実際のスポーツチームとかでも同じポジションでの争いがありますよね。これを利用するパターンです。

ちょっと長くなったので今回はこのへんで。反響があれば、優秀な人を採用する方法や具体的な報酬設計なども書こうと思います!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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