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聞き下手を克服したい

昨日は比較的仲がいいお客さんと打合せ。話は決着した訳じゃないけど、次回の打合せで用意するものが具体的に見える程の話し合いができた。
一昨日の緊張感あふれる打合せと比較すると、疲れ方がまるで違う。何故ここまで違うのだろう。

まず仲がいい人達と話すのは、基本的に疲れない。「仲がいい」とはどのような状態か考えると、心が通じ合うとか、共感しあうというと、なんだか曖昧だ。「相手が欲しているものがわかる」状態というのが、「仲がいい」ということなのかもしれないが、それだとかなりハードルが高い。
うーん、打合せシーンを思い出すと、言葉の送り手も一生懸命で、受け手も一生懸命の時も「仲がいい」状態なのかなぁ。
プロジェクトの決裁権のある人が、頭のイメージをどうにか言葉や画像で伝えようとし、プロジェクトメンバーも受け取るのに一生懸命であった。

一方ですごく緊張して疲れた一昨日の打ち合わせは、ビジネス用語を潤沢に兼ね備えた人達が多く、語彙力高い人同士でのやりとりに慣れてしまったお客さんはこちらに足並みを揃えてはくれない。
聞き手である僕は、リスニング問題を解くように、いつも以上に一生懸命になる必要があった。

因みに僕は英語のリスニングが大の苦手だ。英語自体も得意ではなく、読むのも難しいものを耳で聞いて解釈するのは、それはできないと思ってしまう。
ただ相手の言わんとしている思いを感じとることは少し得意な気がする。逆に相手が話すことが得意じゃない方が、思いを受け取れる気がしてきてしまう。
一応タイピングは人並み以上に行えるので、話す速度で聞いた内容は全て打ち込み、リスニング問題を文章問題にして難易度を下げたりする。
自分とは関係のないところも、いきなり話を振られることを恐れて、とりあえず打ち込むのですごく疲れし、そもそも打合せが楽しくない。しんどい。

おかげさまでタイピング速度は上がるのだが、上げたいのは聞く力なので、まずはビジネス用語を覚えて、周りとレベルを合わせなくてはならない。



今少し飛び交った用語を検索したら、「トランザクティブ・メモリー」はビジネス用語ではなかった。社会心理学者が唱えた組織学習に関する概念のようだ。
ビジネス用語だけでは足りない。道は険しい。

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