Road to モノローグ 20231231

本番が終わって一週間。
改めて振り返ってみる。

【良かった点】
①滑舌の悪さに気付けた
②台詞覚えの悪さをどうやって克服するか考えるきっかけになった。
③感情で動きながらト書きを成立させるには、と役作りをする練習になった。
④宣伝の練習になった。

【反省点】
⑤3ヶ所噛んだ
⑥頭で考えた感情が、なかなか下に降りない。
(台詞を吐けない)

良かった点、反省点は、背中合わせなのだけど。

①は、毎日5分で良いから滑舌の練習をすれば、半年後には良い結果になっているはず、と確信が持てるようになった。
あとは実行あるのみ。

②これは本番後に本で読んだのをやってみようと思っている。
自分の台詞、他の人の台詞、すべて録音して、ひたすら繰り返し聞く。
読むだけでなく、耳から聞くことで、自然と口から出るようになるとの事。
近々試してみたい。

③三島由紀夫の戯曲は、句読点を変えただけで感情の流れが変わってしまうほど、緻密に計算されて作られているのだと思った。
そのト書き、台詞中に()で書かれているのは、三島由紀夫からのアドバイス、または演出だと思ったので、ト書き通りに芝居を成立させるために、どんな感情の流れにするのがスムーズにいくのか、試しながら芝居を作っていた。
それを話した時に、「プロはそれを必ずやっている」と教えてくれた。
当たり前の事なのかも知れないが、私には大発見だった。

④これはまだ試し途中。
今回はFacebook、X、LINE、メールで宣伝してみた。本番、配信。
本番はすぐに席が埋まったので、あまりまだ不十分なのだけど、配信は限界がないので、
チケット販売開始、配信開始と多めに宣伝した。
配信期間が1/10までなので、まだ答えは出ていないが、どこまで伸びるか試してみたい。
思いがけず、本当に応援してくれるのか、口だけなのかの振るいかけにもなりそう。

⑤⑥は連動している。
頭で考えた感情の流れが、なかなか腑に落ちていかない。
これは昔からだ。
本当に時間がかかる。
今回は本番になっても落ちていかなかった。
そのため、緊張もあって3回も噛んだのだと思う。
寒さで口回りの筋肉が固まっただけが原因ではない。

この『腑に落ちない』、何とか克服したい。
コツがあるなら習いたい、学びたい。
私の来年の目標にしよう。

他、仕事後に稽古をしたが、疲れすぎて台詞がスムーズに出てこず、自信を失ってしまうので、平日仕事後の稽古は、ブツブツ稽古か、内容を寝るものにして、感情を込めた立ち稽古は土日にスタジオを取って、集中してやる事に決めた。
これも次回試してみたい。

これだけの事に気付けたのも、モノローグに挑戦したからだ。
欠点のあぶり出し、克服方法の気付き、来年の目標立て。
本当に有意義だったと思う。

自分の芝居、役作りのブラッシュアップのために、これからも続けていこうと思う。

最後に、ご来場いただいたお客様、配信をご覧いただいた皆様、応援してくださった皆様、主催者のはらだたつや様、本当にありがとうございました。

これにて、Road to モノローグ2023 終了いたします。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました。

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