どんな気持ちだろうか

ここにいる人達は、私のことを知らない人ばかりだから、今から書くことは誰が読んでもら気にもとめないだろう、と思う。

なので、誰にも忖度せず、好きなことを好きなだけ書き記しておきたいと思う。

結論から言うと、母親がガンになったらしい。詳しい検査をしてみないと、ステージが何か、とか分からないが、正直に言ってかなりショックではある。まだ本人とは話せていなくて、ほぼ毎日のように連絡をとっている妻から聞いた話なので、あまり実感もないし、妻が言うには気丈に振る舞っているのか、何かを悟っているのか、極めて平静を装ってはいるとのこと。

唐突ではあるが、私には姉が2人いる。3人兄妹の末っ子長男とでも言うのか、なんせ唯一の男である。生まれも育ちも大阪で、実家は今も変わらず大阪にある。長女は田舎暮らしに憧れて、1年ほど前に姉夫婦が家族で富山に移住した。次女は西宮に住んでいるので、割と近いこともあり、孫を連れてたまに帰ってきているらしい。私はと言うと、実家から徒歩10分ほどに家を買い、実家と自宅を行き来していたが、1年半前に仕事の都合で東京へ転勤になり、次女と三女(双子)が生まれたばかりと言うのもあり、今も東京で絶賛単身赴任中である。

そう言ったわけで、妻はほぼ毎日私の母親と連絡を取り合っているのだが、やはり妻も少なからずショックを受けており、気にかけてくれてはいる。実際のところ、当の本人はどう思っているのだろうか。本人曰く、元々体は弱く、ガン家系でもあるため、検査を受けたところ見つかった、だからそこまでの驚きもないと言う。確かにそれはそうだが、実際にはやはりショックなのだろうか。

そんな時にたまたまハチミツ二郎さんのnoteを見た。仕事中ではあったが、いろいろな感情が混ざり合って涙が止まらなかった。

思えば、優しさ、愛情などは特に母親から強く影響を受けているように思う、それは年を取るたびに、そう思うようにもなってきたような気もする。

3/22に改めて大きな病院で検査をして今後のことも決めていくらしい。大事に至らないことだけを祈ってはいるが、果たして私はなんて声をかけたらいいのだろうか。そんなことを思っていても、仕事の疲れで眠気が襲ってくる、仕方がないとは言え、それはそれで悲しい物である。

母親の残りの人生がどの程度かは分からないが、後悔をしない日々を、毎日生きていこうと強く思ったことだけは、備忘録としても残しておきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?