野村大智

福岡のソムリエです!note初めてみました。

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最近の記事

ワインと薔薇の香り

ワインの表現には、様々なお花の香りが出てきます。 バラ、百合、スミレ、アカシア、エルダーフラワー、オレンジフラワーなどなど。 「白い小ぶりなバラの香り」 という表現があるとします。 「赤や黄色いバラの香り」と何が違うのでしょうか?? 実際は、バラは色によって香りは変わりません。。。赤いバラでも香りがない品種もあります。 バラは個人の育種家さんも多い世界で、香りや、色、形をデザインされています。 ダマスクという言葉は聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

    • #3【ソムリエの頭の中】ワインのテイスティングで一番重要なこと!

      ワインの味わいの要素はとてもざっくり分けると2つに分けることができます。 果実:ぶどう(畑の中) 醸造:ひと(ワイナリーの中) 究極にざっくり分けましたが、これがワインを理解する上でとても最も重要な部分になります! 私の尊敬するソムリエの方は、この要素を 『地面より上の味、地面より下の味』と表現します。 根っこがついている状態で出来上がったものが地面より下の味になり、果実の状態からくる味わいです。地面より上の味は、果実が収穫された後で醸造からくる味わいになります。

      • 【ソムリエの頭の中】ワインをテイスティングする

        ワインのコメントは奥が深いというか、何というか面白いです。 味わいの特徴を表現するだけならこんな感じです。 『キレの良い辛口で、イキイキとした酸が豊富に感じられるが、酒質とのバランスが取れている。アカシア、ジューシーな洋梨に、フレッシュなレモン、白桃や生のアーモンドの香り、ボディーはタイトで引き締まっていて、少し火打ち石の様な香りと、パレットには鉱物的なテクスチャも感じられる。余韻は細く長く続く。』 ソムリエはこんなコメントを聞くだけで 『この品種あたりかなー』と

      ワインと薔薇の香り