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第104号 主要な侵襲型Brain Machine Interface(BMI)企業まとめ、どうすれば研究の生産性を上げることができますか?

// 2024年1月20日 第104号
// 1. 今週の注目ニュース:主要なBrain Machine Interface(BMI)企業まとめ
// 2. 質問コーナー:どうすれば研究の生産性を上げることができますか?

こんにちは、東京大学で医師かつ脳や人工知能の研究をしている紺野大地です。

OpenAI社から、ついにGPT Storeが公開されましたね!
「Research & Analysis」部門で、僕が作成した論文解説AI「Paper Interpreter」が第5位にランクインしています!🎉

今後も改良を進めていくので、引き続き使っていただけると嬉しいです😊
不満や改善点などあればぜひ教えてください!


では、今回も始めていきましょう!

1. 今週の注目ニュース:主要な侵襲型Brain Machine Interface(BMI)企業まとめ

今号は要注目の侵襲型Brain Machine Interface(BMI)企業の動向や今後の展望をまとめます。
これ1本読めば、2024年1月時点での侵襲BMIのホットトピックがまとめて理解できるような内容にしました!
以下の6つの企業を取り上げます。

  1. Neuralink

  2. Synchron

  3. Blackrock Neurotech

  4. Paradromics

  5. Precision Neuroscience

  6. Motif Neurotech

その前に、まずは侵襲型BMIについて簡単に説明します。

侵襲型Brain Machine Interface(BMI)とは

侵襲型Brain Machine Interface(BMI)とは、
「直接脳組織に記録デバイスを埋め込むことで、脳の信号を読み取ったり、脳に信号を送ったりするテクノロジー」を指します。

「侵襲型」とは、手術によりデバイスを頭蓋骨内に留置することを意味しており、対義語は手術を行わず頭蓋骨の外から神経活動を記録する「非侵襲型BMI」です。

侵襲型と非侵襲型のイメージ図

それぞれにメリットとデメリットがありますが、簡単に言うと、

 侵襲型:身体への負担やリスクが大きいが、記録できる神経活動の質が高い
非侵襲型:身体への負担やリスクが小さいが、記録できる神経活動の質が低い

と考えてもらえれば良いと思います。

このように、侵襲型BMIは身体への負担やリスクと引き換えに大きな可能性を秘めており、近年多くの侵襲型BMI企業が誕生しています。


では、要注目6企業について詳しくみていきましょう。

1. Neuralink(2016年設立)

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