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農業、最高っすね〜

6/19-27の1週間、臼杵市の槌本農園で念願のインターン?みたいなことをしました。
農園でのインターンは初めてだったので大変さや楽しさを感じるとともに、新たな気づきも得ることができました。

天職なのかもしれない

最高気温36度、雨でも合羽を着て作業、通勤時間は往復約2時間半、正直農業嫌いになるんじゃないかと思ってましたが、むしろ楽しかったです(笑)
季節の変わり目で大変な作業が多く、収穫や出荷作業に加え、マルチの片づけや堆肥撒きもしました。

個人的に大変だと感じたことが2つあります。
1つ目は収穫を終え次の作物を植えるための準備です。
大量のマルチを剥がし、そこに堆肥を撒かなければいけません。なかなか体力のいる仕事でしたが、準備を怠ると美味い野菜はできないので手を抜くわけにはいきません。
2つ目は草むしり&除虫です。
槌本農園は有機栽培なので除草剤や防虫・殺虫剤は使用していません。良い堆肥を使用している分元気な雑草が大量に生え、虫も手作業で取り除く必要があります。準備と同じく手を抜いてしまうと味が落ちてしまい、最悪の場合は苗そのものが死んでしまいます。

大変な作業を乗り越えた先に最高に美味い野菜ができると思うと、どの作業も楽しんですることができました!

破棄予定の野菜を貰えるのは農家の特権です!

感じた課題

この1週間で、学生を始めとする農業に興味があるなぁという人へのサポートが圧倒的に不足していると感じました。

僕自身も今回は槌本さんを紹介していただき、自分でコンタクトを取り、インターンをさせてもらったのですが、思い返してみると、初めて農業がやりたいという相談を窓口である行政にした際、全くインターンや農業体験、農泊などの案内が全くありませんでした。

また、大分県はUIJターン就職の支援としてインターンの交通費や宿代を補助してくれる制度があるのですが、農家は条件を満たしておらず、移動も車なので利用できませんでした。

課題解決に向けて

インターンが終わり福岡に戻りさっそく、課題解決に向けて取り組みを始めました。
主に2つあります。
1つ目は食イベントの企画です。
農業インターン前からある程度構想は練っていたのですが、学んだことを基に少しバージョンアップさせました。生産という仕事に目を向けてもらい、普段食べているものがどのようにして作られているのかを知ってもらいたいと思っています。グルメな人の間では生産元を訪れるツアーも流行っているみたいなので、ビジネスとしてもできるのではないかと考えています。福岡でのインターン先dot.でイベント開催予定なので、カボスドリンクのプロデュースも考えています。
2つ目は興味ある人向けのサポート事業です。
12月に大学内でビジコンが開催されるので、大分県内の農家に特化した求人やインターン、農泊などの紹介事業で挑戦しようと思っています。生産もできるものならば始めたいですが、無理があるのでまずは僕と似た境遇の人を少しでも減らすために動いてみます。

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