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キッチンリフォームの注意点

今ある流し台と同じサイズのシステムキッチンに交換するだけでしたら、
特に注意することはありませんが、
少し配置を変えたり、内装もリフォームするのであれば、
こんなことに注意してみてください

換気扇の吹き出し口

昔は自宅の周りに家が無かったのに、
20~30年の間に家に囲まれるような住宅地になってしまった、
と言う地域にお住まいのご家庭などに当てはまるのかもしれませんが、
ご自宅の台所からの排気が隣家の窓に近い場合などで、
換気扇の吹き出し口の位置が気になっているご家庭では、
キッチンリフォームの際に位置を変えてみましょう!

壁付けの換気扇ですと、システムキッチンの配置を変えなければなりませんが、ダクトタイプの換気扇であれば、排出口の位置を変えることが出来るかもしれません。

ガスorIH論争

  • IHでは料理をしている気がしない

  • 火が出ていないと料理がつまらない

などのご意見を聞くことがございます。
あまり料理をしない私からすると、IHクッキングヒーターはお掃除の手間が少ないので、自宅でも大変便利に使用していますが、
加熱機器はキッチンの中でもこだわりの強い部分です。

どちらが良いとか悪いとかは人それぞれですが、
少なくともIHクッキングヒーターの方が、

  • 天板が平らなので掃除が楽

  • 火が出ないので火災の心配が低い

のは間違いありません。
デメリットとしては、
ガスからIHに交換する場合には、
調理器具をIH用に買い替えなければならない ことです。

高い位置の収納は必要か

吊戸棚を各所に配置すれば、6~8帖くらいの台所でもたくさんの物を収納することが出来ます。

しかし、一方で、収納量は増えますが、
高い位置の収納と言うのはどうしても使い勝手が悪くなり、
開閉する頻度が低く、または、全くなくなる傾向があります。

また、高い位置に収納しているほど、地震の際に収納した食器などが飛来する危険性が増しますので、設置する際には耐震ラッチ付きの吊戸棚がお勧めです。

なお、吊戸棚がなくなると、部屋全体の圧迫感が緩和され、
部屋が広くなったように感じる場合もございます。

キッチン周りの内装

キッチンは調理をする場所ですので、立っている時間が長い場所です。

ですから、床材は硬めのものよりも、
柔らかめのものを選ぶと足への負担が軽減されます。

また、油汚れなども飛散しやすい場所ですので、
掃除のしやすさを重視するのであれば、壁などの仕上げは拭いたり擦ったり出来る素材がお勧めです。

ダイニングキッチンやLDKなどでは、
また少し異なる点もございますが、まずはこれらを検討してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。