油汚れって落とすの大変です
家で発生する汚れの中でもトップに君臨するのが【油汚れ】です。
目に見える場所で言えば、ガスコンロ周りが油汚れの震源地ですが、
実際には様々な箇所で油汚れは発生しておりますので、
定期的に落としておきたいところです。
■油汚れはココだ!
1 ガスコンロ
調理する場所が一番汚れますので、コンロ周りが最も汚れが目立ちます。
コンロの天板、五徳、キッチンの正面や脇の壁には、毎日少しずつ油がついていきますので、ちょこちょこ拭いておくと溜まらずにきれいを保てます。
2 換気扇
上の方にあるので目立ちづらいだけで、最も油汚れが溜まるのが換気扇です。
昔ながらのプロペラファンはもちろん、
最近主流のシロッコファンでも、
1年に一度は掃除しておきたいところです。
我が家では、GW明けに数年ぶりにキッチン換気扇を分解洗浄したのですが、大量の油汚れに悪戦苦闘しました。
次は、もっと短いサイクルで掃除しようと誓いました。
ちなみに、換気扇にシートなどを設置して汚れ防止をしているご家庭がありますが、余程頻繁に交換するなどして気を付けていないと、シートによって換気扇の吸い込み能力が低下し、油汚れが部屋中に描く線してしまう懸念があります。
汚れを換気扇に集めた方が掃除は楽ではないかと、私は考えています。
3 排水管
油汚れのついた食器や調理器具を洗った排水が流れていく排水管の中にも、油汚れはこびり付いていきます。
放置すると、水の流れを阻害し、水の詰まりが発生します。
特に、キッチン下のトラップ部分はそもそも水が溜まるような構造をしておりますので、定期的に取り外しての清掃が必要です。
我が家では、GW前に水の流れが悪くなってきたのを契機にトラップ部分を全て取り外して排水管内部を清掃しました。
心太のように油汚れが出てきたのを見て、次回はもっと短いサイクルでの清掃を誓いました。
4 部屋の床壁天井
換気扇がしっかりと換気していたとしても、キッチンのある部屋には油汚れが広がっています。
特に、換気扇を掃除していなかったり、シートを取り付けっ放しにしている場合には、換気性能が低下してしまうため、部屋に油汚れが飛び放題になってしまいます。
部屋の内装に飛び散った油汚れは、なかなか素人では落とせないので、
プロの清掃を頼むか、張り替えるかが必要になります。
5 屋外の排水管
油汚れは家の中にとどまらず、家の外にも溜まっていきます。
屋外の地面にある排水管のフタを開けて見ると、汚れが見えることがありますので、それらは定期的に取り除く必要があります。
放っておくと詰まります。
たまに、配管洗浄のチラシなどが入ってくることがありますが、
高圧洗浄し過ぎると配管を痛める危険性もありますので、
配管の事を熟知した水道業者以外にはお気をつけください。
我が家では、半年に1回くらいのペースで汚水桝のフタを開けて、柄の長いブラシを突っ込んで手が届く範囲の配管内部を掃除しています。
■最後までお読みいただきありがとうございます
油汚れは放っておくとより厄介になります。
早く手を打っておいた方が圧倒的に楽です。