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リフォームの怪しいお話し第5話「夢のような話」
リフォームの怪しいお話し1/3「劇的なことがそんなに起こりますか?」
某テレビ局で放送されていた、リフォーム工事で住まいが劇的に変わり、ご家族が感動するという番組がありました。
私も楽しく拝見しておりました。
私どもでは到底思いつかないような斬新なアイディアや
思い切った提案など、参考になることも多く、
私以外の同業者の皆さんの多くもご覧になっていたのではないでしょうか?
しかし、同時に、劇的なことをするには、
ちょっとしたことでは難しく、
大胆に、かつ、大規模に、ことを行わなければならないことも
感じた方も多かったと思います。
簡単には劇的なことはおきませんよね!
リフォームの怪しいお話し2/3「やけにメリットばかりある提案」
「このリフォームをすれば、今の暮らしがこんなにも良くなります!」
「この設備を導入すれば、光熱費がこんなにお安くなります!」
「この補強をすれば、どんな災害が起こっても大丈夫です!」
リフォームをすれば、美観が良くなることを始め、
何らかのメリットが生じることは間違いありませんが、
前述したような、あまりに劇的なことや、
理想とも思えるようなメリットの羅列が起こすには、
それなりの規模の工事(リノベーション)が必要になります。
そのリフォームでそこまでの効果が期待できますでしょうか?
リフォームの怪しいお話し3/3「夢を売る仕事」
アイドルやムービースターとまではいきませんが、
私たちも夢のマイホームを形にする仕事ですので、
ある意味、夢を売る仕事ともいえるかもしれません。
しかし、
造りこまれたカタログ
素晴らしい演出の動画
オシャレなSNS
惹き込まれる営業トーク
などで過度に夢を膨らまされていませんか?
最後に
家を造ろう、リフォームしよう、とお考えの方は
ご自宅の新しい姿に夢や希望を思い描くのは当然のことですが、
私たちはそのお手伝いはするものの、
家は現実のものでもございますので、
どこかで現実との調整が必要となります。
「こんなはずではなかった」
とならないためにも、
その話、現実的にはどうなのか考えてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。