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置場に困る物たち

物は買ったり、もらったら、増えます。
物は売ったり、捨てたら、減ります。

単純な原理なはずなのに、何故か物は増え続けますよね。
さて、どこまで増えてしまうでしょうか!?


■置場=置ける場所ではない

1 大物は買う前にサイズ確認が必須

冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの大型家電、
ソファー、テーブル、ベッドなどの大型家具、
などは買ってから自宅に置けなかったということがあったら大変な物たちです。

ですから、皆さんも置場となる場所のサイズを測ってから購入していると思いますが、忘れがちなのが、搬入経路 です。

玄関ドアはもちろん、廊下、階段、窓、各部屋のドア、などのサイズを測っておかないと、設置場所まで持っていけない事があります。

バラバラになるような家具であれば問題ありませんが、形が出来上がっているものはその物のサイズ+運ぶ方の手が入る余裕 が必要です。

幅75cmの冷蔵庫は幅75cmの廊下は通りません。

2 物に囲まれた部屋

よくありがちなのが、台所兼食堂の部屋で食器棚や家電収納、食品ストック収納、などで部屋がギチギチになってしまい、テーブルと椅子が窮屈に置かれている空間です。

部屋はそれほど狭くなかったはずなのに、家具家電によって部屋が圧迫されてしまっているケースです。
ただ手狭だと言うだけでも、動線や家事を阻害しているのですが、更には、家具などが固定されていなければ、災害時の被害拡大にもつながります。

3 物を捨てなければならない合図とは

収納ってどれだけあっても埋まってしまいませんか?
しかも、その中の物はほとんど使われていないことも珍しくないと思います。

それでも物を捨てるまではいかないですよね。
しかし、物を捨てた方が良い事態を示す合図があります。

それは、物が床に置かれ始めた時、物が収納から飛び出してきた時 です。
分かりやすい所で言えば、本などが棚などからはみ出して床に置かれ始めた時、また、洋服もクローゼットからとびだして来たら、すぐに対処しないと、物が溢れ続けます。

4 物の処分にはお金も労力も掛かる

物は買う時だけではなく、処分する時にもお金(または労力)が掛かります。

ですから、購入して使い尽くしてから捨てるのであれば良いですが、
買ったはいいが、全く使用せずに捨てることになったとしたら、
購入費と処分費がかかるだけではなく、
保管していた期間に収納スペースを埋めてしまっていたことにもなります。

相当な無駄になってしまいます。
物を増やす前に捨てる時のことを想像してみると本当に必要かどうかを一考する機会になるかもしれません。

■最後までお読みいただきありがとうございます

物を増やす限り、
収納をどれだけ作っても足りるということはありません。
家を物のために広くするのはとても贅沢なことではないかと私は考えています。