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【就活】③この場がなかったら充実した就活はできなかった

こんにちは。本格的に梅雨入りしたっぽいですね…。
雨の日の朝は好きなのですが、ジメジメしてストレスになりますね。


今回は第3弾として、就活の間めちゃくちゃお世話になった、"intee"について語ろうと思います。


その前に、【就活】シリーズをまだ読んでいない方は、以下より読んでみてください。(少々内容が被る部分もありますが、大目に見てください)


自己紹介

今回の記事は、inteeの卒業生ページにも掲載されるため、改めて自己紹介します。

・名前:Daiki
・所属:関関同立文系
・活動:EF Osaka Ambassador、アルバイト(飲食店 2年半)
・趣味:野球観戦、ゲーム

以上です。これらに加えて、現役大学受験に失敗し、一浪しています。ちなみに、高校、大学と第一志望に合格したわけでもありません。しかし、そんな中でも「自分にできることはないか」と模索し続け、充実した生活を送ってきました。

そして私の就職先は、上場してるIT企業へと決定しています。


私は元々航空業界を志望していました。そんな私が、

・どのようにして就職活動を過ごしてきたのか(全体の時系列は第2弾)
・どこで方向転換をしたのか(第1弾を読んでみるといいと思います)
・如何にして就職先の企業と出会ったのか

以上について書いていこうと思います。


"intee"との出会い

2020年7月、出会いは突然でした。たまたまInstagramのストーリーを見ていた時に、inteeの広告が出てきて、『GMARCH以上必見!』のような文言がありました。しかし、inteeなんて正直聞いたこともないエージェントだったので、「なんか胡散臭いな」「本当に大丈夫かな」と疑っていました。(すいません^^;)

それまで私は2カ月ほど就活をしてきましたが、情報を入れるも何をすべきか分からないし、進捗状況も全然分かりませんでした。「このままではまずいな」と思い、登録することにしました。プログラミング学習ツールが無料で利用できるのも良かったですね。

ただ、初めに言っておきます。プログラミングは即行で諦めました(笑)
しかし、”intee”の良さは、これ以外のところにありました。


最初の説明会でお話があったのは、「テクニカルスキル<<パーソナルスキル」であるということ。

正直、「はい?」と思いました。

今、世の中では長期インターンであったり、資格など、社会人で役立つスキルを身に付ける場が大切という風潮が出てきています。

僕はこれを否定しません。たしかに、その力も重要だからです。

しかし、何の目的意識も持たずに、自分の特性も理解せずに活動していては、意味は薄くなるのかなと思います。ここが、『パーソナルスキル(以下、PS)』に繋がる部分なのかな、と思いました。

自分はどんな人間なのか、どういう行動特性があるのか。いわゆる自己分析にあたるところです。これが、後々大きな影響を与えることになりました。


そして説明会終了後、メンターの方と面談がありました。"intee"では、学生一人一人にメンターがつきます。どんな学生なのか、どういう思考をしているのか、定期的に面談をし、ブラッシュアップしていきます。

また、"intee"には企業からのスカウト機能がありました。これは他のサービス(Offer Boxなど)にもありました。いわゆる「逆求人型」です。


しかし、"intee"の場合、これに勝るものがありました。それは、

・スカウト機能の他にも、一人一人に合った企業を紹介していただける
 (実際選考を受けて、ミスマッチは少なかったです)
・直接企業の方とお話しのできるイベントがある
・定期的に面談がある

といった点です。ここがintee最大の特徴だと思います。(後程紹介します)

私は、これをフルに活用しました。(もちろん自分でも企業探しをし、エントリーをします)


intee登録後、夏はとりあえず業界こだわらずにインターンに参加し続けました。その中で、業界に対してどのような印象を抱いたのか、参加した感想などを自分で整理しつつ、メンターに報告。そして、自分がどのような価値観を大切にしたいのか明確にしました。

どのような価値観・環境がいいか分からない人は、「これは嫌だな」という感じで決めてもいいと思います。


WCMの確立<Hajimari Workshop>

そして、8月後半には、"Hajimari Workshop"が行われました。

そこでは、PSについての詳細がありました。PSが高い人は、「個人のWill(なりたい姿)と、企業のMVV(Mission,Vision,Value)の一致する部分が大きい人」だそうです。


Willは、第2弾でも軽く触れた、WCMの一つです。

・将来どうなりたいのか(Will)
・必要な能力(Can)
・どのような環境に身を置きたいのか(Must)

これです。ここの言語化を行いました。


強いWillを持つためにも、「自分自身の体験を根拠に、確固たる意思を介在させる」ことが大切でした。

だって、人の体験なんて、否定しようがないじゃないですか。そういうことです。だからこそ、自己分析の重要性があるのです。


Willが決まれば、次はCan。描いた将来像に近づくために、何のスキルが必要なのか。Willが曖昧だと、ここが決まりにくいです。


そして、Must。スキルを身に付けるために、どのような環境を望むのか。企業の方とお話ししたり、OB訪問等を通してリサーチをしてもいいと思います。


正直、WCMは最初に決めても、就活を進めていると変化してきます。正直、私のWCMが定まったのも2021年の3月頃でした。しかし、長期的に活動し、考え続けていなければ到達できなかったと思います。


深堀り<Meetup>

前回の"Hajimari Workshop"でWCMを確立しました。しかし、人によっては、Willが遠くて、必要なCanが曖昧になるという人もいます。私もその一人でした。


9月には、"Meetup"というイベントがありました。

そこで、Willの細分化を行いました。例えば、決めたWillが10年後の姿とするならば、そこに至るまで、3年後、5年後の姿と言うように細分化します。そうすれば、その時に求められるスキルは何か、考えやすくなると思います。


そして、Mustについても深堀りしました。環境とは言いつつも、フレームに分けて考えることも必要です。

・業界:無理に絞らない。可能ならば、大区分・小区分まで考える。
・職種:職種の特性を知る。何が身に付くのか。
・給与:いつまでにどれくらい欲しいのか。
・場所:勤務地。NGな場所から絞るのもアリ。
・時間:仕事にどれだけ時間を割けるか
・規模:大企業?中小?ベンチャー?
・文化/価値観:企業のMVV。社員への浸透度。

以上の7つです。難しいと感じるかもしれませんが、これを決めておくことによって、最終的な意思決定をする時、非常に役立ちます。

ただ、今思えば、当時の私のWCMは非常に薄っぺらかったです。「信頼を得る」「プロ意識を持って働く」。なんか、イマイチですよね。誰が見ても思います。

よくこんな状態から、現在のような決断ができたな、と自分で感心します。


Meetup後の就活

"Meetup"の後も就活は続きます。10月末に開かれる"Brushup"に向けて、ひたすら深堀りを繰り返します。その間は、"intee"を通じて出会った企業や、自分で見つけた企業の説明会や、人事の方と面談をしました。

正直、当時は自分でも何を言っているのか分からず、企業の方からしても全く魅力のない学生だったと思います。自分が分からなければ、相手に伝わるはずがないですよね。しかも、面接でフィードバックをいただけることはほぼないので、自分で考えるしかありません。したがって、10月末の"Brushup"までは月日が流れるのを待っていた感があります。その間も、メンターの方との面談は行っていました。


いざ企業の方と面談!<Brushup①>

いよいよ面談です。事前課題として、自己紹介スライドを作成しました。

これまでの活動、現在の活動、自身の強みなどを記載しました。それを基に、自身をアピールします。自分に合えば選考に進めばいいし、合わなければ進まなければいい。それだけです。ただ、直接企業の方とお話をする機会は滅多にないので、あまり興味ないなと思っても、挑戦してみることをオススメします。


第1回は、2020年10月末でした。そこでは、1社興味がある企業が参加してました。実際に私が就職活動を行ってきて、当時持っていた社会人になっても大事にしたい価値観と非常にマッチしていました。しかし、終了後考えさせられたことがあります。その企業は"SaaS"だったのですが、

「これって、SaaS全部に当てはまることじゃね?」

と。詰めの甘さを痛感しました。そんな中、選考に進んだのですが、もちろん一次面接でお見送り。振り返れば、当たり前だろうと。


しかし、この経験が私に大きな影響を与えてくれました。

「なんでその企業がいいのか」
「そこで何がしたいのか」
「どんな価値を提供したいのか」
「何を得たいのか」

とことん突き詰めることが大事だなと、学びました。


運命的な出会い<Brushup②>

第2回は、年が明けて2021年1月でした。ここで運命的な出会いをしました。

そうです。私の就職先の企業に出会いました。これまで半年ほど就職活動を続けてきましたが、今回のイベントほど納得のいく自己アピールをできたことはなかったと思います。実際に、企業の方にもコミュニケーション力を評価していただきました。学生と社会人のコミュニケーション力は違うと言われている中、非常に自信になりました。


今回のイベント終了後も選考は続きました。どんな場面であろうと、自信をつけたコミュニケーション力、トーク力を生かしました。


そんな中、元々志望していた航空業界の採用試験に落ちてしまいました。


幼少期から憧れを持っていただけあってダメージは大きかったですが、そんな時でも、メンターの方は私の進路、将来について親身になって相談に乗っていただきました。本当に自分がしたいことは何なのか、と。


そこで出た結論はこれでした。


航空業界を諦めたくない。


あくまで現段階の結論です。この時点でWillが確固たるものになりました。では、そこに辿り着くために今、そして今後何をすべきなのか考えました。その後、CanとMustが確立されました。実は、これは2021年3月の段階です。就職活動を開始してから9カ月が経過してから、考え続けた結果のものでした。



意思決定

採用面接では、その企業が第何志望かを問われることもよくありました。しかし、inteeで出会った企業のほとんどがそこではなく、私自身のポテンシャルを見て判断していただきました。就職先の企業もその1社でした。

そして、最終的に決めたWCMにも合致していることから、2021年5月に就職先を決定することにしました。

2020年6月から活動してきて非常に長い感じはしましたが、ここまで自分に向き合う機会はこれまでなかったと思いますし、inteeを利用していなければ、ここまで充実感を持って就職活動を行うことができなかったと思います。


inteeで学んだもの

就職活動を通して学んだこと等は第2弾の最後の方に書いたので、今回はinteeで学んだことをまとめます。(第2弾を改めて載せておきます。)


1つ挙げるなら、

正面から自分と向き合い、将来について具体的に考え、言語化する

ということです。


就活をする以上は、自分の過去、現在、未来と向き合う必要があります。現在までは振り返っていけば良いですが、未来は分かりません。そんな時こそ、これまでから未来を描く。つまり、WCMを描くのだと思いました。これが、今後の人生の軸となってもおかしくありません。就職活動をする上で、『本物の軸』『建前の軸』を作る人で二極化すると思います。しかし、将来的にどちらが充実した生活が出来そうかと聞かれたら、前者だと思います。だからこそ、私はinteeを通じて、長期的に自分と向き合い、熟考してきた意味があると思います。そして、それを言語化する。相手に伝えることで、自分に責任を持たせることができます。これは、inteeを卒業しても、大事になってくると思います。


私はintee卒業生、また、メンター岩崎1期生として、自分のWillを実現できるよう、精進していきたいと思います。


長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。【就活】シリーズは一旦終了しますが、これから就職活動を迎える皆さんにとって、1つでも参考になっていればと思います。


今後も記事は更新し続けますので、フォローなりしてお待ちいただけると幸いです。


質問や依頼は以下まで。
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