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【バイク入門🏍️】05_保険を選ぶ

こんにちは、Suzmuraです。
仕事の忙しさにかまけて執筆がおそろかになっていました。
心機一転、楽しく記事を書いて頭のモヤモヤを晴らしたいと思います。

さて、今回は私が加入した「保険」について紹介したいと思います。


1.自賠責保険(強制保険)

バイクを購入する際に加入が義務付けられている保険です。人身事故が対象なので物損事故は対象外となります。義務なので選択の余地はありません。みなさん必ず加入するようにしましょう。

2.自動車保険(任意保険)

人身事故は自賠責保険の補償対象ではあるものの「補償限度額」が設定されていますので、自賠責保険の補償限度額を超える損害を与えてしまった場合のことも考えておく必要があります。
また、相手方の車両や荷物を破損させてしまった、自分自身がケガをしてしまった、自分の車両が壊れてしまった、等の場合はいずれも自賠責保険の補償対象外です。
つまり、自賠責保険はバイクによる事故リスクのほんの一部をカバーする保険であり(範囲が狭い)、自動車保険は自賠責保険では補償されない事故リスクをカバーする保険です(範囲が広い)。
自動車保険には多種多様な補償内容が用意されていますが、大きく分けると次の三種類があります。

①相手方への補償(対人補償、対物補償)
②自分や同乗者の補償(人身障害)
③自分の車両の補償(車両保険)

その他、様々なオプション(特約)もあり、万が一のことを考えるとなるべく広範囲の補償にしたいところですが、保険料とのバランスもよく考えて本当に自分に必要な補償を選択する必要があります。
最近はネット保険も充実していますが、バイクの販売店さんも保険代理店として自動車保険を取り扱っていることが多いので、保険に詳しくない方は販売店さんに相談してみるのも良いかもしれません。

3.盗難保険(任意保険)

自賠責保険や自動車保険は主に「交通事故」に関する保険ですが、盗難保険はバイクが「盗難」にあった際の損害を補償する保険です。盗難保険は任意保険ですが、私は過去に愛車が盗まれた際に盗難保険に助けられたことがあり今回も加入することとしました。
有名なのは「ずっとライド」という盗難保険ですが、私はホンダドリームの盗難補償に入りました。というもの、ホンダドリームの盗難補償はずっとライドのOEM商品なので補償内容はほぼ同じなのです。
一点だけ気になったのが「補償方法」です。ずっとライドの場合は補償金額が自分の口座に振り込まれますが、ホンダドリームの盗難補償には「Honda車再購入資金を補償」とあります。
仮に盗難を機にバイクに乗るのをやめたり、別メーカーのバイクに乗り換えたりする場合の補償方法についてホンダドリームの営業さんに質問したところ、あくまでホンダ車の再購入は「原則」であり、もしホンダ車を再購入しない場合は補償金額を私の口座に振り込む(つまりずっとライドと同じ方法)とのことでした。
ホンダドリームの盗難補償は1年〜3年の期間が選択できます。長いプランの方が保険料が割安ですが、仮に3年プランで加入して1年目で盗難にあった場合、残りの2年分の保険料は返還されません。少し割高にはなりますが私は1年プランを選択し、1年ごとに更新するかどうかを判断してくことにしました。

4.愛車の盗難について

盗難保険のところでも少し触れましたが、私は学生時代に愛車を盗まれたことがあります。外出先で盗難にあったのですが、バイクが見当たらないことに気づいた当初は「別の所に停めたのか?」「実はバイクに乗ってこなかったのか?」など頭が混乱しましたが、すぐに盗まれたと分かり、警察に通報して盗難届を提出しました。対応してくれた警察官からは「残念だけどたぶん見つからないと思うよ」と言われ、茫然自失で帰宅しました。
ある日、近所のとある一角に私のヘルメットらしきものが落ちていたのを家族が偶然見つけて私に教えてくれました。すぐに現場に向ってみると、確かにステッカーだらけの私のヘルメットがポツンと落ちていたのです。
私のヘルメットの横には様々なバイクの部品が無造作に積まれていたのですが、よく見てみるとその中に私の愛車のものと思われるタンクやフレーム等も混ざって置かれていたのです。
その場で興奮気味に警察に電話したのをよく覚えています。現場に到着した警察官に状況を説明したところ、すぐにそのフレームを確認してくれたのですが「車体番号が削られていてあなたのバイクとは断定できない」とのことでした。私のヘルメットや多数のバイク部品が積まれていた場所の目の前には家屋があり、警察官はそこの住民にも私のヘルメットやバイクについて確認してくれたのですが、知らぬ存ぜぬで取り付く島もなかったそうです。
その後、警察官から近くの交番に来るよう促されて話を聞きました。状況的には私のバイクである可能性があるけれど、車体番号など断定的な証拠もないため、残念だが今回は盗難保険を使って新しくバイクを買った方が良いと思う、とのことでした。そう、私はバイクを購入した販売店さんの勧めで盗難保険に加入していたのです。
販売店さんに相談したところ、今回の盗難は盗難保険の補償対象だが補償金額だけでは同じバイクは買えない、とのことでした。なぜなら、盗難保険には免責金額があり、また、諸費用は補償対象外のため、同じバイクを購入するにはある程度の持ち出しが必要なのです。
当時、私は学生ということもありあまり持ち合わせが無かったので補償金額の範囲で購入できる別のバイクに乗り換えることにしました。同じバイクを買えなかったのは残念ですが、盗難保険のおかけで別の新しいバイクを購入することができ、盗難のショックも幾分は癒すことができました。

今回は以上になります。
次回は06_「バイク用品を選ぶ」を書きたいと思います。
では、また!


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