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パティシエの自分が思う走ることとは

どんな職業だって誰にとっても、走ることは走ることだよね(笑

パティシエってなりたい職業ランキング上位でケーキ食べれるし、なんかキラキラしてる仕事って思ってる人多い気がする

でも実際のパティシエ業界はそんな事ない

って言ったら消されるかな(笑

今は労働基準まもって福利厚生なんかもちゃんとやらないとダメだからだいぶ良くなったけど

昔はひどかった
いやとても勉強させてもらえる環境だったとも言えますが...

朝は7時前から働き始めて夜は午前0時を越える事もザラな世界
早く仕事が終わればコンクールの練習やれケーキの試作だとか
やるのが普通の世界
こんな中で育ったらこんな変なダイくんが爆誕しちゃいました

今はさすがにそんなお店はないと思いますが修行って言われたらそれまでの世界だったんですよ

そんな環境で仕事してたら自分の趣味の時間なんて取れる訳ないし
睡眠もままならないですよね〜

20代のころは仕事から帰ってきて玄関で靴履いたまま寝てそのまま出勤するって何回かした事あるくらい(笑

入社して8年ぐらいはそんな感じでしたかね〜
自分が仕事できる様になって権力をもち始めると少しずつ早く帰れるようにシステムを変えていきました。
それでもお菓子屋の古い考えって今でもあって

高いお金払って専門学校行って、お菓子屋に就職してすぐに辞めるって人がパティシエ目指している中の8割はいるんじゃないですかね〜
もっといるかも

もったいないですよね
もっと働きやすくできるといいのに

お菓子屋は時代と共に大きく変わる時なのかもですね〜

30歳の時ギリギリワーキングホリデーを取得できたのでフランスで1年間修行もしてきました

フランス人のパティスリーの経営者にとって日本から修行にくるパティシエは単なる、低賃金で長く働く都合のいい労働者でした
今は知りませんが
お金あんまりないしフランスにいる時走る事やトレイルランニングに目覚めていればよかったなな〜
なんてたらればをよく思います

フランスでは中古のボロボロの自転車を買い(一応プジョー笑

ロワール地方に住んでいた時はお城巡りをしてました1日おおい時で130㌔ぐらいは走りました
まじボロチャリでよく走ったな〜

そんな自分が41歳の時に地元でフルマラソンが開催することが決まりそれならでてみようと練習を開始

結果は途中近道して40㌔を6時間半でゴールまで辿りつきました
近道すんなや〜ってね
最初だったんでリタイアの方法も分からずとりあえずゴールへ行った感じですね(笑

はじまりはそんなだったのに
今はどうでしょう〜

走友会のメンバーと

走る友達が沢山できて
仕事とランニングのメリハリもできて
とても充実した生活ができてます

トラックで
スピード練習とかしてるって
20代の自分に教えてあげたいです(笑

ランニングって1人でできるじゃないですか〜
自分コミ障だし人間関係にすぐ疲れちゃうタイプだし

自分のタイミングで自分のペースで
できるランニング選んだのに
なんでこんな多くの人と走ってるんだろうと思う

それは単純に楽しいから
ですよね〜笑
やっぱり人と繋がるって
競い合ってって楽しいのかな〜

メンバーの方もみなさん優しくて
楽しく練習させていただいてます

お菓子作りとても好きです
でもお菓子関係以外の
他業種の方のお話しだったり
感性ってとても勉強になると思います

お菓子業界ってわりと業界の中での関係が強いなと感じます

今はフルマラソンのタイム向上を目指して頑張っていますが

速く走れるようになりたい
自分の目標としている人に追いつきたいという思いで走るという事に取り組んでます

でもこの思いや原動力は自分1人の力では続かないと感じています
周りの一緒に走ってくれる人達のおかげで継続できてるなと感謝でしかありません。

パティシエダイが思う走る事とは
「生きることそのもの」
ですかね
なんか恥ずいですね(笑笑
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最後まで読んでいただきありがとうございます♪
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#パティシエ
#走ること
#ケーキ屋さん事情
#走るパティシエ
#生きること

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