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【グリコーゲン】について

こんばんは!だいすけです。


今日は【グリコーゲン】についてです。

グリコーゲンの特徴

○グリコーゲンとは、カキ、エビなどに含まれている多糖類で、エネルギーを貯蔵し人間の活動に欠かせないものです。
普段は、肝臓や骨格筋等に蓄えられており、急激な運動を行う際のエネルギー源として、あるいは空腹時の血糖維持に利用されます。

○グリコーゲンが蓄えられる場所は主に筋肉と肝臓で、筋肉では筋運動のエネルギー源として使われます。ただし、脂肪ほどはエネルギーの貯蔵には向かないため、一時的なエネルギー貯蔵の役割を担います。
人間の体内に存在する糖質のほとんどは、グリコーゲンとして肝臓や筋肉中に存在しています。肝臓での主な機能は、食事からの炭水化物がエネルギー源として速やかに供給されない場合に、グリコーゲンを分解してグルコースを生成し、他の組織に供給することです。


○筋肉に含まれるグリコーゲンを筋グリコーゲンといいます。筋肉のエネルギー源を速やかに供給することに使われます。筋肉に蓄えられる量は筋肉の1~2%ほどですが、筋肉は体のあらゆる場所にあるので、総合的には筋肉のグリコーゲンは肝臓のグリコーゲンの2倍ほどになります。
12~18時間絶食すると肝臓におけるグリコーゲンは枯渇しますが、筋肉のグリコーゲンは運動負荷後にのみ枯渇します。マラソン選手はゴールにたどり着くころにはほとんどすべての筋肉グリコーゲンを燃焼します。

グリコーゲンの効果

○疲労回復効果
○集中力を高める効果
○血糖値を調節する効果

グリコーゲンを含む食べ物


○ウニ
○牡蠣
○ホタテ
○動物の肝、筋肉

ワンポイント

○グリコーゲンとは、多数のブドウ糖が複雑につながった多糖類です。動物デンプンとも呼ばれています。多数のグルコースが結合し、その構造はアミロペクチンに似ていますが、さらに枝分かれの頻度が多く、分子量も大きくなっています。
グリコーゲンは主に人の肝臓や骨格筋で合成されており、骨格筋で筋収縮のエネルギー源となるほか、肝臓のグリコーゲンは血糖値を一定に保つために使われるなど、様々な役割を担っています。グリコーゲンは、食事の間などに血糖値が下がってくるとブドウ糖を放出し、活動に必要なエネルギーを供給します。

まとめ

○疲労回復効果

ブドウ糖などの糖質が不足すると身体が疲れやすくなってしまいます。
規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動とストレスを発散させることが疲労回復だけでなく、疲労しにくい体をつくることにもなります。
グリコーゲンは、疲労回復に効果があると考えられます。

○集中力を高める効果

脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖は、脳を活性化させ、集中力や記憶力を高める効果があります。睡眠中でも体は休んでいますが、脳ではエネルギーが消費されています。そのため、朝にはブドウ糖はほとんどなくなっているといわれています。朝食をしっかりと摂ることでブドウ糖が補給されるので、脳の活性化につながります。また、エネルギーがつくられると同時に熱も発生するため、体温上昇効果も期待できます。
研究によると、朝食を食べるグループと食べないグループに分けて学業成績の関連を調べたところ、朝食を食べたグループの方が学業成績が良かったという結果も出ています。このことからも朝食を摂り、しっかりとエネルギーを補うことで脳の活性化ができると考えられます。
また、空腹になると人間はイライラしてしまう傾向があります。これは血糖値が低くなり、脳のエネルギー源が不足になるためともいわれています。

○血糖値を調節する効果

血液中の糖が減少してくると、動悸や冷汗、手足の震えなどの症状がでてきます。そこで、蓄えられていたグリコーゲンが分解され糖となり、血液中に放たれ血糖値を調節することで、血液中の糖の減少による動悸などの症状を抑えることができます。

こんな方にオススメ

○疲労を回復したい方
○脳を活性化したい方
○集中力や記憶力を向上させたい方

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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