シャワーヘッドを上に取り付けるようになってしまった話

シャワーヘッドを上に取り付けるようになってしまった。

一定確率で。

[加筆] もしかしたらシャワーヘッドが取り付けられる場所は案外個人差あるかもしれない、から補足。「上」っていうのは上に手を伸ばした場所にあって、「下」はだいたい腰のあたりにある。手に取りやすい。なんでこんな加筆したんだ。

ちょっと昔までは（というより引っ越すまでは、か？）シャワーヘッドは僕にとって常に下に取り付けるのが当たり前なものだった。（多分背丈の問題もある）

だから、実家ではシャワーヘッドが上に取り付けられていると「あ、父親がさっき入ったんだな」とか思ってた。東京に来て引っ越すまでは「あ、大塚がシャワー浴びてたんだな」とか思ってた。（大塚は大学時代の僕の友達で僕の部屋の合鍵を持ってたアメフト部主将のガチムチ）

自分以外の誰かの痕跡、そういう印だった。

（それか外国のシャワー。映画とかでよく見るっていうすごい偏見）

だったんだけど、さっき気づいたらシャワーヘッドが上に取り付けられてた。

気づいたら、というのは変な話だけど。（もちろん最近シャワーヘッドを上に取り付けながらシャワーを浴びてた記憶はある）

でもなんとなく「気づいた」ような気持ちになった。

ぬるま湯から徐々に温度が上がっていくビーカーにカエルを入れても気が付かないように、いつの間にかシャワーヘッドを上につけるようになっててそれに気が付かなかった。

だからなんだ。

だからなんだなんだけど、なんとなく大人になった自覚が芽生えてしまった。

関係ない話

表題と関係ない話だけど、僕はシャワーの時間がとても好きだ。頭が冴える。アイデアマンになれる。（シャワールームから出た瞬間に脳味噌溶けちゃってよく忘れちゃうんだけど）

おそらく瞑想的なアレなんだと思う。シャワー浴びてる、だけ、の時間。スマホもいじれないしテレビもないし、あるのは自分の思考だけ。ついつい長シャワーしちゃう。

あと、これも表題と関係ない話だけど、これ（note）書こうとふと思っただけで文章書いてる。不思議。だって今まで自発的に文章書くなんて、それも自分の話だなんて久しくしてないのに。ただシャワールームに足洗いに行った（物理）だけなのに。不思議。その足で机に座りパソコン開いてnoteに登録して書き始めた。

案外何かを始めるきっかけってわからないものだね。

（あと、noteについて。なんでこんなに流行ってるんだと思ってた。ブログ書いたほうがいいんじゃないかなって。でも気軽に書けるのすごくいいね。なんとなく良さがわかった。グー）