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改革の最大の障壁はなんなのか?

私は介護業界で働いている。そこで習ったことに『高齢者は環境を極力変えない方がよい』というものがある。

高齢になってから引っ越しなどをすると、それをキッカケにして鬱病になったり、認知症状が進んでしまったりするのである。人間というのは歳を重ねていくに従って変化に適応しづらくなる生き物なのである。これは人間の本質的な部分なのではないかと思う。

今回の大阪都構想の住民投票は反対多数で否決された。

これには様々な要因があるだろう?

宣伝が下手だったという人もいるし・・

都構想自体がとてもわかりづらかったという人もいるし・・

毎日新聞のデマの影響であるという人もいる。

その全てが複合的に影響して否決されたんだと私は思うが・・

しかし、その根底には人間というものは変化に適応しづらく、それ故に変化を恐れる傾向にあるという本質的な部分があると思う。

皮肉なことに吉村知事と松井市長は見事な連携で、疑似都構想なような状態で政権運営を行い、市民の多くはそれに満足してしまっているのである。現状に満足してしまえば尚更変化は望まない‼️

改革マインドを持って、政治改革を成し遂げようと考えてる人たちの最大の障壁は、この本質的な人間の弱さにあるんじゃないかと思う。

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