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【板橋区】人生設計で抜けること・・【社会福祉】

こんにちは。日本維新の会・板橋区政対策委員の大森大(おおもり だい)です。

大学で【社会福祉論】という講義を受講しました。最初に人生の年表を書かせられるのです。

将来どんな人生を歩むかを書いていくと言うものです。

○○歳で就職
○○歳で結婚
○○歳でマイホーム購入
○○歳で第一子出産
○○歳で第二子出産
○○歳でマイホームローン返済終了
○○歳で第一子独立
○○歳で第ニ子独立
○○歳で退職
○○歳で再就職
○○歳で死亡

みたいな感じで書いていきます。

私は30代でしたが、他の受講生は10代が主でした。

そして、その年表を数人発表させられていました。大体が同じような感じで、就職のところが『起業』だったり、途中で『独立して起業』が加わったりするのと、子どもの数が違っていたくらいです。

私はある仕事をしていたので、ある事に気づいていたのですが、教授は見事にそれを指摘されたのです。

教授は「皆さんの年表にはあることが抜けています。」と言い出しました。

そして、こう続けたのです。

「抜けているものとは『介護』です。

何歳から親の介護が始まるのか?
そして、何歳から自分が介護を必要とするのか?

その予測がないのです。」

その当時私は介護士の仕事をしていたのです。

だから、親の介護によって生活スタイルや住居が大きく変わってしまった人を何人も見てきましたし、早ければ40代で病気や怪我により介護を必要となってしまった人も見てきました。

病気や怪我の予測はなかなか出来るものではありませんが、親が高齢になった時にある程度の介護が必要であることは予測がつきます。

身体的な介護が必要でなくても、何があるかわからないので同居するしかなくなってしまう場合もあります。

介護者の負担を減らすためにも、私はご高齢の方々の居場所が地域の中にあり、孤立化せずに地域の中でご高齢の方を見守りしていける町づくりが必要であると考えております。

それが無いと若い世代の方がライフプランを立てると言うことが出来なくなり、より少子化が進んでいくのではないでしょうか?