社会人野球と東京六大学リーグの観戦ハシゴへ
いやあ、やっぱり野球が面白い。
生で観戦するのがとにかく面白い。
昔はプロ野球か、たまに春か夏の甲子園大会くらいだったのが、ここ2,3年は大学野球や高校の地方大会も積極的に観に行くようになった。
そういう選手が上に進んでいたりすると親戚のおじちゃんみたいに嬉しい気がするし、ドラフトにかかってプロ入りしようもののなら「ほうら、わしの目に狂いはなかった」なんてすっかり当事者気分だ。
さて、神奈川への出張を機にさっそく現地での大学野球の試合を検索。まだ観たことのない首都大学野球連盟や神奈川大学野球連盟も気になったけど、日程的に行けそうなのは24日(火)明治神宮での東都一部。上がってきた東農大や青学も見たかったので楽しみにしていた。
しかし前日の東京六大学リーグで立教 vs 法政が1勝1敗1分で並んでしまったため、東都より六大学優先ということで24日(水)の東都3試合は順延となり13時から立教と法政の勝ち点をかけた一戦に。
それならばと午前中の試合を調べたところ、太田スタジアムでの東都2部にも惹かれたが、まだ行ったことのない川崎は等々力球場にて行われる、三菱重工Eastと東芝の試合を観ることに。
都市大会で初優勝を遂げた三菱重工East。カープの矢野のお兄さんにも注目していたけど、仙台大出身の川和田も非常にいいピッチングをしていた。6回を投げ被安打4奪三振5、無四球という内容。スリークォーター気味でテンポ良く投げていて、コーナーをついたピッチングにはリズム感もあった。
ただ時間の都合で3回裏を終わって等々力球場を後にする。なかなか綺麗なスタジアムでもうちょっと観たかったけど。うどんも美味しそうだったな。。
都内に移動して神宮球場へ。シートノックから観戦。やっぱり東京六大学は応援団含めて雰囲気があるし、観ていて気分があがるのは事実。立教は女性の応援団長?が声を張り上げていた。時代だなあ。
智辯学園出身の立教3年小畠がなかなかのピッチング。球速はそこまでだったけど要所要所でギアを上げたりメリハリのある投球。10回まで投げたのはすごかった。
法政の注目投手は山城航太郎(4年 福岡大大濠)。砲丸投げのようなダイナミックなフォームから150キロの真っ直ぐを連発し、ベンチやスタンドからも歓声が上がっていた。3回を完璧に押さえる内容で、打ってもセンターへ鋭い当たりのライナーを飛ばしていた。ドラフトが楽しみ。
法政は3番の中津が起死回生の2ランを放ち、今日もまた延長へ。12回が終わっても決着がつかず「あれ、明日もまたやんの?」と思いきや13回の攻防へ。法政の1年倉重(広陵)と立教の1年小林(広陵)との同窓対決が2度も観られて面白かった。しかし広陵の選手は大学野球にたくさんいるな。。
13回裏1アウトから法政3年松下(桐蔭学園)が打席に入り、なんかやりそうな雰囲気があるなあと思い、カメラを取り出そうとしていたところ、一振りでサヨナラ。大事な場面を見逃してしまう。しかし侍大学ジャパンにも選ばれていたし、来年のドラフトに向けても楽しみな存在。
このところ4位か5位が定番だった立教だけど、実に強い戦い方で大風の目に。週末以降の東京六大学野球も目が離せないなあ。ああ、首都圏に住んでいれば。。
いやいや関西の大学野球もなかなかに面白いので、ドラフトまでに甲南の岡本や神戸医療未来の鈴木なども観ておきたい。涼しくなってきたしもっと野球場に行こう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?