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【2024物流問題についての妄想。】

この問題は僕たちの商売にとっても、僕個人としてもとても興味深いニュースです。

Amazonや楽天などのECサイトの普及に伴い、物流の総数は当然増えています。

(物販系分野BtoC-EC市場規模は2013年5兆9,931億円から2021年13兆2,865億円)*引用1

しかもこの伸び率はとてつもないですよね。配達業者さんの大変さが数字だけでも理解できる内容だと思います。


【問題点】

やはり不在における再配達は手間もコスト面でも多大な負担となっているようです。*引用2

お客さんはお客さん都合で考えるので仕方ないかもしれませんが、日本全体の物流力担保のためにも僕たちの協力はある程度必要となっているのかもしれません。

ここで宅配便と再配達の関係を調べたところなんと、
(年代別にみると、30代が3割以上再配達となっている割合が7割以上、次いで20代の6割超と、若年層ほど再配達を多く発生させていることが伺えます。)*引用3

僕はてっきりスマホ世代ではない方がネットでの操作ができないので再配達が増えるものだと誤認していました。

よくよく考えてみるとわかりましたが、購買数そのものも多いし、加えて不在率の高い若年層が再配達を増やしてしまっていることを理解しました。

この再配達を防止するために配達ポイント等で一発配達を誘導しようとしているようですね。

ただ利用者には盗難等の不安があるようでそこに問題を残してしまっています。*引用4

【もしも〇〇だったら。What If…】

このように2024物流問題の最たる課題の一つに再配達の手間であるという事が”僕なりに”わかりました。

弊社事務所では置き配達用にweb防犯カメラを設置していますが、これを全家庭に設置するのはあまりにも無謀でしょう。

ではどのようにしてこの置き配達の不安を解消すれば良いでしょうか?

・もしも、再配達料が設定されたら?

まずコスト面での問題が軽減されるでしょう、再配達料の価格にもよるでしょうがその件数自体も減るかもしれません。

また再配達時に限り受取人からUberさんのようの個人配達業の方に依頼する形になれば受け取り率は格段に上がると思います。
(Uberさんが配達拠点から受取人に届ける。)

もちろん再配達料はかかるのですが、14-16時と言った時間枠はかなり限定されリアルタイムに近づくと思います。

問題点としては再配達料が発生する事によって受取拒否が増え、返品を喰らってしまうであろうEC業者さんの負担が増えそうですね。

またUber圏内に限定されることも問題ですが、そもそも都心部に再配達が多いでしょうから多少の改善には繋がるかもしれません。

・もしも、再配達ができずに受取人が物流業者に直接取りに行かなきゃ行けなくなったら?

これは無謀ですかねw。

都市部なら徒歩圏内に配達拠点が存在するでしょうが、地方ではそうはいきません。

また高齢者や障害を抱える方には相当な労力となってしまいます。
ですが”そもそも都心部に再配達が多い”+”若年層の再配達率が高い”でという観点で見れば解決に近づけるかもしれません。

ですから絶対的に全てを変えるのではなく、一部の例外をしっかり作ることも大切だと思います。

どうしても取りに来れない方には無料で再配達する線引きがあれば問題ないかと考えます。

・もしも、再配達の時間指定ができずに、ゴミ回収車のように定期的な配送でしかできなかったら?

これだと再配達分をまとめて配送できるメリットがありそうです。

流石に週何回かはルートで回らなきゃいけないでしょうが。

問題としては生鮮品をあげれますね。

生鮮品は置き配達も嫌なイメージがあるでしょうから配達として難しい印象です。

ですが再配達専用車を設置することで作業は簡潔化されるかもしれません。

でも僕は配達業車さんの実務をやったことはありませんので、これも単に一つの【もしも〇〇だったら。What If…】です。

妄想、想像の範囲を超えていない事をあらかじめ謝罪しておきます。

はい、今日も正しい努力を積み重ね、面倒臭いをしっかり辞め、仕方ないも辞めて、人、物、金、情報、時間を大切にして、飲食をクソ真面目にクリエイトし、飲食店人のプレステージUPに努めたいと思います。

皆様、本日もどうぞよろしくお願いします。

引用1:経済産業省 商務情報政策局 情報経済課

https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220812005/20220812005-h.pdf

引用2:物流2024年問題で起きた3つの変化。通販・EC事業者に浸透する「置き配」

https://netshop.impress.co.jp/node/12160

引用3:「通信販売と宅配便の再配達に関する調査」

https://www.mlit.go.jp/monitor/H30-kadai01/9.pdf

引用4:再配達」削減へ――置き配に“ポイント付与”、政府が検討 
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5db3ecfa4dd92ec0a68d1ae604e1fd39effbaed

(本文は弊社スタッフ従業員ラインの送信をその旨としています。諸先輩方に送るのは大変烏滸がましくありますがご容赦くださいませ。)

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