【スト6】強くして欲しいキャラのお話
昨日に続き、Youtube動画からの雑談になりますが…これには「ほくそ笑む」という表現がフィットし過ぎる、という事案がありました。
プロゲーマーGO1氏ともけ氏によるキャラランク談義ですが、春麗から見た相性表作成動画になっています。タイトルにある通り
「どうしてこうなった…」
な内容なので、あとはお察しです。
「有名すぎて、難しい」の領域
私自身のスト6におけるキャラ遍歴はこんな感じで、メインキャラのマノンを選ぶ前に「ずっと持ちキャラにしてきた春麗との決別」というワンアクセントが入っています。
これも過去記事で綴ったことですが、春麗はスト4,スト5と続けて、
「強い強いと言われながら、全体的には勝てていないキャラ」
でした。ゲームの発売当初は速い移動速度、優秀な通常技と状況別に使える技が揃っている汎用性、など強い要素が満載でトップクラスの扱いを受けているも、調整が入る度に弱体化を受け、次第にキャラランクは下がっていく…という流れです。結局、再度強化され浮上するということもなく、ただただ下降線を辿るだけのキャラ、という印象でしたね。
4でも5でも、この流れの中で思ったように勝てない、悔しい思いをしてきたので6では春麗に初めから手を付けませんでした。昨年の発売直後は、今回も最強クラスだと言われているのを見て…
「今回もまた、同じパターンか」
と感じたものですが二年目に入り、春麗を使うプロのお二方が上記の動画のような話をしているところを見ると全くもって読み通りだったことを感じます。
この先はわかりませんが、おそらくは緩やかな下り坂を歩むのみではないでしょうか。
リュウに対しても感じるのですが、往年の主人公&ヒロインたるキャラが性能的に不遇な位置にいることが多いのは何故なのか。それを考えると、これはあくまで憶測ですが…
・黙っていても使用率は高くなるキャラなので、その性能には慎重にならざるを得ない
という思惑があるのではないでしょうか。看板キャラでかつ、強いキャラだとオンライン対戦では必然的にそのキャラが溢れかえります。無印スト4の頃、「リュウオンラインだ」などと揶揄されたこともありました。春麗も、スパⅡXやストⅢ3rdで強キャラだった反動がいまだに続いているのではないか…と感じることがありますね。
要は、「ゲームの顔」であるキャラを嫌われ者にしたくない、ということなのではないでしょうか。
どうしたってキャラの強弱は生まれますし強いキャラは嫌われがちになります。それならばYear1のルーク、JP、Year2の豪鬼、ベガと、
「強い理由」
が解りやすいキャラにその矛先を向けてもらおう、という意図が調整方針の中にある気がします、というか個人的にそれが納得のいく捉え方なんですね。
注目のお姉さんはどうなる?
そうなってくると、気になるのはこの冬参戦予定の不知火舞さんです。先に実装された主人公・テリーがあくまで現状で、ですが控え目な性能だったことを考えると、舞もまた豪快に暴れ回れるような強キャラになるとは考えにくい、というのが今の予測ですね。
私自身としてはぶっ壊れてるくらいのキャラにしてくれていい、と思っているのですが。先日JPを11人目のマスターにしましたが、12人目は彼女で決まりだ、とまで思っているんですね。
まぁ、性能面はともかくテリーを見れば、細部の作り込みには期待が持てる感じですが…私は長年シリーズを追ってきて、また数多のプレイヤーを見てきて、
・そのキャラが好きだから使っている
・勝ち負けより、楽しければそれでいい
よく聞くこれらの文言はハッキリ、詭弁だと思うようになりました。そんなものは悔しさを隠すために言い聞かせている、「言い訳」です。
好きなキャラだから使っている、これはまぁ良しとしても勝てなければ面白くないじゃないですか、格闘ゲームは、ゲームが始まったら何を目指すものですか?自分の勝利画面でしょう?ということです。
なので私は、願わくば不知火舞が「勝てるキャラ」であることを望みたいですね。某ボートレース漫画で見た台詞ですが、強くて嫌われるなら本望ではないですか。
プロの春麗使いが心折れかかっている様子を見てやはり、自分のキャラは強いに越したことはない、というかまず強さでキャラは選ぶべきだ。という考えを改めて持ちました。もちろん、以前キャラランクについての持論も書いたことがありますが自分の持ちキャラを強い、と信じることも大切ですね。
舞の実装と共にテリーも強化されればいいな~と思ったりする90年代からの格闘ゲーマーの戯言でした。
来春には餓狼伝説の新作もありますし、スト6と相乗効果で盛り上げていって欲しいものですね。