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長年の持ちキャラ、春麗を捨てた理由

1st Stageが大詰めのストリートファイターリーグ、大変盛り上がっていますね。私も可能な日はリアルタイム観戦しています、ディージェイ、JP、ケンばっかりだな~と思いながらも(笑)。それらは間違いなく強キャラなので多いのは必然なのですが、そういうキャラに別のキャラが勝ったりするとまた、盛り上がりますよね。

先日のこの試合などはもけ選手が圧倒的な攻めでヤマグチ選手のディージェイに完勝しましたが、私はこの試合に対して複雑な気持ちを抱いていました。

24年連れ添った持ちキャラを捨てた日

何度か書いてますが、私はスト6ではマノンを使っています。
ストⅢ3rdから4、5とずっと春麗を使ってきましたが、6では最初から他のキャラへ変える事を決めていました。
上の記事にも書いていますが、春麗は丁寧な戦い方が求められる割に報われず、理不尽な負け方をする事が多いと思って見限ったんですね。
ですがそうは言いつつもやはり長年の持ちキャラ、いざゲーム発売間近となると迷いました。「サブキャラとしてなら使おうかな…」くらいの妥協案が頭をよぎっていたんですね。
ですが、そんな迷いを断ち切る情報が入ってきました。それは、「春麗、何故か柔道出来ない」です。

開発者に嫌われている、と判断する材料に

こちらの動画がわかりやすいですが、柔道とは投げを繰り返す攻めの事で、前作5ではアプデで修正されたものの、今回6で復活した攻めなんですね。ベータテストの時から「柔道ができるぞ」と話題になっており、「それは強いな、パリィへの対抗策かな」とか考えていました。

この柔道、可能なキャラとそうでないキャラがいて、発売後早速上の動画の様にまとめてくれる有志の方が多数いらっしゃいました。
ある程度格ゲーの経験があれば、キャラによる柔道の出来る出来ないは予想出来たりします、「足の速いキャラは出来る」という単純な話です。で、「出来るようになった」と話題になるという事は、大方リュウ、ケンといった標準的な移動速度のキャラで可能になった、ということを意味するんだろうなと想像がつきます。そしてそれはその通りだったんですね。
しかし、その理屈でいくとまず可能なキャラに入るべき春麗が、「柔道 ✕」の表記をされているのを見て、正直唖然としました。前ステしても、ラッシュしても不可能なのです。投げの硬直が長めのせいですね。

それを以て私は、「ああ、このキャラは露骨に冷遇されている」と判断し、捨てることにしました。せっかくの新作、わざわざ今まで感じていたストレスを引き継いでやることはない、と断じたんですね。

過去作の業を背負っている…?

思えばスト4、スト5でも総じて「弱キャラ」の側にいたキャラとして、バルログがいます。これはスパⅡXであまりにも強すぎたその反動と言われていますが、それが事実なら長い罰を受けていることになりますね。
春麗もスパⅡXでは強キャラの部類でしたが、やはり3rdでの圧倒的な性能が原因で、4や5での調整を渋くされているのでは、と邪推してしまいます。プレイヤー評価ではいつも強い強いと言われがちなのですが、結局全体的に見て勝っているキャラとはいえませんし、プロプレイヤーの使用率もレアキャラレベルなのが実状です。

今回、また「春麗は強い」と言われていますが前作5でも同様に言われ、大会が全て終わったつい数ヶ月前に「過大評価だったかも」と言い出すプロ選手がいた始末です。春麗を使っている人間からすると、不当な印象操作を受けていたような不快感しかありません。なのでどうせ今作の春麗も、「無意味に持ち上げられるんだろう、実際は勝てないキャラなのに」と冷めた目で見てしまっていますね。

先述の、春麗が勝った試合が面白くない、というのはそこに起因します。
まだスト6はこの先数年、調整も繰り返されていく訳ですがこの「春麗は強いと言われるだけ」、にどういう答えが出るのか、見守っていきます。

これがデビュー作です、何故かドレスの色が違います


3rd春麗。今となっては強さが罪だった気がします


スト4春麗。アレコス1のセクシーさは良かった


スト5春麗。Sクラスだ、などと大言壮語でしたね

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