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第39回シナリオS1グランプリ4次審査通過「名が体を表し過ぎて!」

2年前の4次通過作品です。

これは良くなかった…

まず、課題「教師」で書いたキラキラネームにまつわる話を、と思って着想したのですが、自分の名前に悩む主人公、牛乳(みるく)を考えてお金の事で追い込まれる、という出だし。そこから安定志向と、将来性が不透明な男子二人の間で揺れる、というラブコメに持って行ったのですが…。
結局、なんでこうなった!?という程に迷走して牛乳ちゃんは犯罪者になってしまう始末でした。「貫通行動」という点から見れば全く駄目な作品だったかと反省しています。

良かったところを探してみる

しかし結果的には4次審査まで残りました。この時はコロナ禍が始まった影響か応募総数が450と普段より多く、その中の32編まで残ったのは大健闘と言えるのではないでしょうか。
このブレブレの作品の何処が良かったか、自分なりに考察してみると…

・主人公に困難を与え続け、葛藤させることは出来ている
・題材がeスポーツである、と目新しい
・キラキラネームで悩む主人公、という着眼点

くらいでしょうか。
「結局何の話だっけ?」な内容ですが予想外の展開…かな?みたいな流れが最後まで読ませる推進力を持ってはいたのかもしれません。

過大評価を頂いてしまった結果

個人的にもコレはダメだな、な作品が前回に続き4次まで残ってしまったがゆえに、「もう安定して審査終盤に残る実力がある」と過信してしまいました(汗)。
その驕りが、この次の作品を初の二次審査落ちという結果に導くのです😅
昨年2021年は、入選という目標に於いては後退してしまった一年でした。

「プロゲーマー」という得意な要素を活かして

そんな個人的問題作であった「名が体を~」ですが、eスポーツ、格闘ゲームは実は往年のプレイヤーでもある私の聡い分野でありまして、これは今年の応募作にも使いました。
こちらは上手く消化出来たと思っているので、この作品が無駄にならなかったと自負出来ていますね。

尚、私はプロゲーマーではありません。

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