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「ふたりはプリキュア Splash☆Star」を我が手元に

Amazonプライムデー万歳、ある買い物をしました。

こちらが価格破壊、どころか崩壊レベルだったので衝動買いをしてしまいました。以前別記事で書いたことがある気もしますが、私の買い物の鉄則として、

・迷う理由が値段なら買え
・欲しい理由が値段ならやめておけ

というものがありまして、「安いから」で買うのは自分のポリシーに反します。しかし、このふたりはプリキュアS☆SのBlu-rayBOXはそれにしたってお手頃価格すぎます(定価だとまず手が出ませんでした)し、何よりこれまで観ているプリキュアの中でも上位3位には確実に入る傑作だと思っています。そして現状、dアニメストアでは唯一、テレビシリーズが配信されていないプリキュアなのです。されてたんですけどコレだけが配信終了してしまったんですね、なんと不条理な。
と、いった理由込みで、ポチってしまいました。円盤大好きコレクターですから、これは良いんです、ハイ。

「オトナ」でも、一番ワクワクしたのはS☆S要素

昨年のオトナプリキュア感想記事から、S☆Sに関連の強かった回をピックアップしてみました。特に3話は、キュアアクアとミルキィローズの変身があったにも関わらず咲舞のほうをクローズアップしているので、個人的に「どこに着目していたか」が明確ですね(笑)。
ダークナイトライトという動画投稿者として活動する満と薫など、往年のキャラを現代版にアップデートしていた部分がとても良かったんですね。
S☆S要素は見所があり良かったと思うのですが、ラストの見送りのシーンだけは今も納得がいっていません(苦笑)。

一年ものの「テーマ」について

プリキュア以外のスーパー戦隊、仮面ライダーもそうですが一年かけて放送される番組はとにかくタイトなスケジュールで毎週作られています。私も何度か仮面ライダーの撮影現場にエキストラで参加したことがあるのですが、早朝7~8時に集合、終わるのは夕方というのは普通ですし、メインキャストやスタッフの人達は夜遅くまで…というのも当たり前でしょう。とにかく番組としての使命は、毎週放送を続ける、ことになっていると思います。もちろん、スポンサーの商品をアピールすることも折り込みながら、ですが。

そうすると、個々の作品が50話近い物語を紡ぐ中で一貫した主張を持つというのは難しく、最初と最後でかなり雰囲気が変わったな~となる作品も珍しくはないんですね。それでも、最終回まで観終わった視聴者が「一年間楽しかった!」と心に残してくれるものになるかどうかは、やはりテーマが印象に残るかどうか、だと思います。
私はこのプリキュアS☆S、テーマはズバリ

「友情は運命も変えていく」
「友達を信じよう、手を取り合おう」

だと思っています。一年を通して、敵であった満と薫が友情を以て新しい命を手に入れる物語だったと感じているからです。

まだ黎明期であったがゆえですが、この二人に変身後の名前などはありません
ゆえにプリキュアか否か、がよく議論されるわけですが
私としてはどちらでもいいというか、些事だと思っています

あくまでもこのテーマは、私がいち視聴者として鑑賞後に解釈したものに過ぎず、制作者の意図したものとは異なる可能性もあります。ですが正解かどうかで図るものでもなく、観た人の数だけ答えがあっていいとも思うんですね。
たとえば昨年のひろがるスカイ!プリキュアのテーマは…

「ヒーローの強さとは、力だけではない」
「青い空のような澄んだ心で生きていこう」

では、なかったでしょうか。

一年分を観終わったあとに心に残ったものが自分に響いたのであれば、それは忘れられない名作としてその後の人生に影響すらします、たかがテレビ番組、されど「作品」です。
S☆Sの後のプリキュアでも、敵として登場したキャラが戦い、衝突を経て味方になる…というのは何度かあります。それの元祖は満と薫だったのではないかな…と思っています。また、最後の4人での戦いもその後の作品におけるチーム戦の始祖である、との見方もあるようです。初代ふたりはプリキュア&Max Heartと併せ、S☆Sも20年コンテンツの礎としてもっともっと、評価されるべき作品だと思いますね、名作です。

「オトナプリキュア」の一番の功績は、
この二人が社会人として暮らせていることがわかったことですよね
で、これを買ってしまった以上、
残りの2BOX(初代&MaxHeart)も揃えたくなりますよね
そちらも、おいおい…
実はプリキュア史上でももっとも強大な敵を倒していたりするんですよね
最強か?咲舞
このBlu-rayBOXの唯一の難点
それは劇場版が入ってないことです
近々、探しに行きますかね…アキバにでも

せっかく円盤を手に入れたので、また好きな回をピックアップして話してみるのもアリかなぁ、と思いました。
現行作品の円盤と違って特典も充実しているので、そちらも楽しみですね。

というか…

エムカードって、なんですか?
最初、「今時テレホンカードかよ」と思ってしまいました(笑)。

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