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スト6参戦記念、不知火舞というキャラの凄さについて
先月、スト6year2のキャラ達について所感を記事にしました。
そして、ベガ実装後は存分にその強さを堪能しております。
この記事から一週間弱経ちまして、現在執筆作業と並行しながらのゲームタイムなので少しずつ…な歩みですが、本日ダイヤ4になりました。
本当にベガ、強いです。
偏見を持たれがちな彼女について
さて、ベガは良いのですがこの次、秋にはテリー、続いて不知火舞と続いて登場する予定です。
上の記事で舞は使います宣言をしましたが、実は彼女についてはレトロゲーム絡みの記事で度々話題に出してきました。
強かったゲームで持ちキャラにしていたこと、また初登場時は今とイメージが違うメディアもあったこと、などを綴っています。
春麗と並ぶ、格闘ゲームの二大ヒロインといっても過言ではない彼女ですが、あまりにあけすけなお色気キャラな側面もあり好みが分かれやすいみたいなんですね。
あるストリーマーの動画でハッキリ「春麗はいいけど、舞は嫌い」と言っている人も見かけました。
実を言うと、これまた上記の記事で述べてもいるのですが私自身も不知火舞というキャラはあまり好きではなかった過去があります。今、中年になったのでただセクシーな要素だけで受け入れられるようになった…というあからさまな事情もありながら、今はハッキリ「好きなキャラ」と呼べるようになりました。
その理由は、
「生き残ったことによるカリスマ性」
なんですね。
格闘ゲーム女性キャラの、傾向を決定づけた存在として
彼女、不知火舞は1992年の餓狼伝説2が初出なわけですが、もう32年の歴史があるキャラになります。本筋である餓狼シリーズ、KОFシリーズでも皆勤賞に近いキャラクターで、ゲストとしてDОA6に登場したこともありますね。
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言われたほどでしたね
流石のDОAです(笑)
私のように格ゲーの歴史を最初期から見てきた人間からすると、令和6年になっても新作に登場する、というだけでもう偉大なキャラクターだと感じられるわけです。キャラだけでなくゲーム自体が「生き残り」を賭けているような昨今の格闘ゲームの中で、見た目もそのままに相も変わらず出ているということの価値の大きさを、伝えていきたい気持ちがあります。
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凛とした美しさがあります
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忍装束ですが、こんな美人が着てたらどうせ喜ぶでしょう、
男は全員
その魅力はやはり一度見たら忘れられないこの衣装にあると思うんですね。賛否両論、でもありますが30年以上、変わらないデザインでゲームに出続けているのですから、確固たる評価を得ているのも確かだと思います。最近はスマブラに出られなかったことばかりが話題になりますが、かえって箔が付いたような気もしますね。
何より、彼女の人気が90年代、溢れかえっていた格闘ゲームにおける女性キャラのコスチュームに影響を与えていたのも事実です。
これまたマイナーゲームですが、餓狼伝説のアニメ版で有名なアニメーター、大張正己氏がキャラデザインを担当した「超人学園ゴウカイザー」という格闘ゲームが1995年に出ていました。
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個人的にはつまらなくはないけどハマらなかった、微妙な位置のゲームでした。何より、登場キャラクター達が絶妙にダサいんですね。90年代に見ても「カッコ良さ」の方向性がややズレている感がありました。CPU戦で勝った相手の技を会得できるなど、面白い要素もあったのですが。
そして、上のイラストを見ればお解りのように…
女性キャラの衣装が、どちらもケツ出しルックなのです。
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正直に言うと、同じ顔だと思ってます
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とにかく格闘ゲームの女性キャラは、動きやすい衣装でないと…という意識があったかどうかはわかりませんが、布面積の小さな服が多かった。このゴウカイザーなどは露骨極まりないのですがこの他にも、まずカプコンでのキャミィもそうですし、闘神伝のソフィアなどもとんでもないコスチュームでした。そのままポルノ雑誌の表紙に載れそうなレベルです。
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カサンドラ(右)もヤバかったですね
今年の頭に記事にしたこともある、マーシャルチャンピオンのレイチェルもまたケツ出しキャラの一人でしたね。
こんな格ゲー女性キャラの流れを作ったのは、間違いなく始祖である不知火舞だと思っています。男性プレイヤーは色々な意味で、彼女に感謝しなければいけないんですね(何を?)。
そしてそんな彼女が、春麗すらデフォルトは別の衣装になった最新作において相変わらずのくノ一装束で登場していることに、
「やはり不知火舞は、格ゲー界のセックスシンボルだ」
というカリスマ性を感じるんですね。
もちろん好き嫌いはあると思いますが、不知火舞、凄いキャラなんですよということは30年見てきた人間として伝えたい。
ちなみにこの辺のことを色々調べていると、なんと鉄拳のニーナ・ウィリアムズが「最もホットな女性キャラ」としてギネスに載っているそうです。
たかがゲームキャラ、されどゲームキャラというお話でした。