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映画感想「仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション」(Filmarksより)

恒例のライダー合作映画。
今回はゼロワンの世界がタイムジャッカーによって改変されてしまったところから始まる。

ヒューマギアに支配された世界、これはタイムトラベル物の定番である地獄化した現実で、ジオウで繰り返し見た展開。
しかし流石に映画なだけあり虐げられた人類の描写がしっかりしており引き込まれた。
アクションシーンも力が入っており、ライダー勢はそれぞれ変身前でも派手に暴れてくれる。

今回影の主役と言えるのは或人の父、其雄。
山本耕史氏の演技力と相まって特殊な事情のある難しい父親に説得力がある。仮面ライダー1型も単純な敵・味方でない部分が魅力的。

前年と同じくやや難解で「元の世界」に戻るのは同じではあるが(TVのゼロワンがあるのでやむを得ない)、映画としての完成度は年々上がっていると思う。
ジオウ最後の(まだVシネがあるが)活躍、しかと見届けさせてもらった。

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